2012年9月1日土曜日

塾長の部屋(7)~発明塾が目指すものと「メリッサ・メイヤー」のつながり

 なかなか仕事が終わらない中ですが、今日は「発明塾がどこを目指しているか」ということについて、日頃から言っていることをまとめておきます。

 実は昨日、会社(TechnoProducer株式会社)主催のセミナーを開催し、元キヤノンの知財部門の方に講演いただきました。内容は、ここ数年僕自身が自らの頭脳で、試行錯誤しながら追求してきた「強い特許」というコンセプトに関するものです。僕自身が一番知りたかったこと、と言ってもよいでしょう。

 内容に関することは割愛します(来週、メルマガで出します)。実はこの講演に至るまでのところで、僕は以下の様なことを考えていました。

①R&Dではなく、I&R&Dである(ここまでは、ネイサン・ミアボルドのパクリ)。いや、正確には「Patent Design & Invention & R & D」である。

②「なぜなら」今や知財で負ければ、一瞬で事業の優位性を失うことになる。もともと知財権は「事業権(業としての実施権)」なので、当然といえば当然。

 知財を手当してから研究開発をするというのは、家を設計する前に土地を手当するのと同じ、アタリマエの活動。どうなるかよくわからない他人の土地をあてにして、家の設計、ましてや建築をはじめる人はいない。


③「ならば」緻密な知財分析の上に、権利取得のための計画を立て、権利に必要なアイデアを創出して着実に権利を確保する(もしくは、その権利=「守りの権利」を確保するための武器=「攻め」の権利を確保する:注1)のが「アタリマエ」の流れ。



④「したがって」一番重要な活動を、全てに先立って行うための「仕組み」として「発明研究所(マイクロソフトのパクリです)」が必要。それを僕は「発明塾」という形で、試験的に始めた。詳しい情報が出てこない上に、日本人で誰もそんなことをやっていない以上、自分でやるしか無い。


 このようにして(もちろん、上記は非常に単純化した経緯です)生まれた発明塾。僕がこのあと何をどうしたいと考えているか。ヒントは「Google」にあります。

・「電話一本で「辞めます」 グーグルのメリッサ・メイヤーがヤフーへ」
http://markethack.net/archives/51830872.html

 これにかぎらず、Googleで(これがイカンのかな?)「メリッサメイヤー」で調べると、批判的な記事しか出てきませんね。

さてさて。

 僕が、メリッサの何に注目しているか。それは、ここに書かれていない彼女の「偉大な」功績です。そこに「何が書かれていないか」が一番重要だと、僕はある人に教わりました。「書いてあること」ではなく「書かれていないこと」が重要なのです。

続きは次回にしましょう。


※注1:「知的財産戦略」 丸島 儀一 著