少し遅れましたが報告を。
今回は「個別指導」方式で、各自が自分の発明を時間内に仕上げていく方式を取りました。早い人は時間中に1件ぐらいは書けるみたいですね。
発明が進まない人の典型パターンはこれです。
①選べないその1。選ぶ基準がない。
②選べないその2。発明の内容がはっきりしていない。発明が曖昧。
③選べないその3。調べるという「知識コスト」に尻込みする。決断できない。
どれも問題ですが、③は致命傷です。
どんないいい着想であっても、それを丹念に調べて詰めていく必要があり、その作業には詳細を調べる(知る)「コスト」(時間)がかかります。これを塾生の一人は、「知識コスト」と命名してくれました。
また①と②はドラッカーが述べている「決断できない2つの理由」そのものです。(実は③は②の従属事象です。ロジカルシンキングのトレーニングとして、考えてみてください。)
繰り返しですが、僕は発明を通じて真のリーダーを育てたいと思っています。そこで鍛えられるのは「決断力」なのです。
今の日本が国ぐるみでハマっている「よくわからないから、やらない」ではなく、正しくリスク(もしくはコスト)を取って、リターンを目指す。
そんな「アタリマエ」のことが、当たり前にできる人材を、発明塾では育成して行きます。