「発明塾®」へようこそ!: 塾長の部屋(3)~知財経営と株主資本主義

2012年8月21日火曜日

塾長の部屋(3)~知財経営と株主資本主義

本日、会社のメルマガを発行しました。(一部の方には未だ届いていないと思います。逐次発信型の自動送信なので。)

今回は「知的財産報告書」を取り上げています。IR資料ですね。

なぜかって?なぜでしょう?

「株主資本主義の世の中で、経営者の視線は常に株主にある。そこで何を報告しているかがわかれば、経営者が何を意識しているか、逆に、株主が経営者に何を期待しているか、がわかる」

からです。

また、そこで何を報告するか次第で「株主に知財の重要性に気づいてもらい、経営者へのプレッシャーを掛けさせること」もできると思っています。

結局は、「株主」と「経営者」を動かさなければ、知財経営と言ったところで絵に描いた餅なのです。

塾生で、「将来経営者になろう」という人間は常に、「株主の視点」「経営者の視点」を意識して仕事をすること。自然と、経営者になれます。僕が昔から言う「上司の視点(注1)」です。

※注1:「上司の哲学」「部下の哲学」 いずれも 江口 克彦(著) PHP文庫