今週は慌ただしい週でした。
5月20日「特許情報を活用した投資の会/発明塾投資部」
5月20日「特許情報を活用した投資の会/発明塾投資部」
5月24日「3Mの特許網を読み解き突破するセミナー」
とイベントが続きました。発明の部は、残念ながらお休みにさせてもらいました。
それぞれ、備忘録程度に振り返っておきます。
● 「特許情報を活用した投資の会」ご参加ありがとうございました
当日ドタ参のOBもあり、結果として白熱した討議ができました。5名の投資家・アナリストの方を交えての初の試みでした。
事前準備も、可能な範囲で行っていただいておりましたが、まだまだ時間は足りませんでした、ごめんなさい。一部、読みが甘かった部分もあり、やはりヒアリングは重要だなと改めて感じました。投資家の方のヒアリング法が、大変参考になりました。日々勉強です。非常に楽しいです。
この論文についてのセミナーの時もいつも言っていますが、
「特許情報から得た仮説」
をもとに、
「発明者にヒアリングする」
ことが大事だ、というところから、私の特許情報分析についての経験は始まっています。ヒアリングを重ねることで、仮説立案の精度は上がりますし、もちろん、仮説が修正されることもよくあります。なにより、
「仮説に沿った、その先の話」
が出てくることもありますし、
「発明者との信頼関係」
から、思わぬチャンスが出てくることもあります。
投資家の方は、まずは、IRにヒアリングするしかないと思いますが、それでも
「発明者に注目する」
という視点は、忘れないで欲しいなと思います。
「技術を生み出すのは、技術者であって、会社ではない」
というのが、僕の持論です。また、
「技術者が生み出した技術を、”資産化”する」
ために、特許は利用されます。この
「巧拙」
も重要で、技術がよい資産になるか否か、変わってきます。
とイベントが続きました。発明の部は、残念ながらお休みにさせてもらいました。
それぞれ、備忘録程度に振り返っておきます。
● 「特許情報を活用した投資の会」ご参加ありがとうございました
当日ドタ参のOBもあり、結果として白熱した討議ができました。5名の投資家・アナリストの方を交えての初の試みでした。
事前準備も、可能な範囲で行っていただいておりましたが、まだまだ時間は足りませんでした、ごめんなさい。一部、読みが甘かった部分もあり、やはりヒアリングは重要だなと改めて感じました。投資家の方のヒアリング法が、大変参考になりました。日々勉強です。非常に楽しいです。
この論文についてのセミナーの時もいつも言っていますが、
「特許情報から得た仮説」
をもとに、
「発明者にヒアリングする」
ことが大事だ、というところから、私の特許情報分析についての経験は始まっています。ヒアリングを重ねることで、仮説立案の精度は上がりますし、もちろん、仮説が修正されることもよくあります。なにより、
「仮説に沿った、その先の話」
が出てくることもありますし、
「発明者との信頼関係」
から、思わぬチャンスが出てくることもあります。
投資家の方は、まずは、IRにヒアリングするしかないと思いますが、それでも
「発明者に注目する」
という視点は、忘れないで欲しいなと思います。
「技術を生み出すのは、技術者であって、会社ではない」
というのが、僕の持論です。また、
「技術者が生み出した技術を、”資産化”する」
ために、特許は利用されます。この
「巧拙」
も重要で、技術がよい資産になるか否か、変わってきます。
まだ読んでます。僕は読書スピードは極めて遅い方です。
いろいろな本を同時並行で読むので、1年以上読んでいる本も
ざらにあります。早く読むと早く忘れてしまう気がしてます。
● 「手ごわい特許の作り方」「強い特許/特許網の作り方」を3Mに学ぶまずは御礼、ご参加、並びに、ご案内などにご協力を賜りました皆様、大変ありがとうございました。無事開催し、終了することができました。参加者お一人お一人と対話することを、常に心掛けているため、弊社のセミナーはたいてい6-10名です。今回は9名の方に参加いただきました。
事前質問、および、事後質問もいくつかいただきました。ご質問内容自体、大変参考になりました。
今回取り上げた特許は、3Mが、ある製品について
「数百件」
取得している特許の中で、特に中核になる
「たった3つの特許」
でした。しかし、お読みいただいた皆様はお分かりの通り
「3件でも、突破することは難しい」
ぐらいの
「手ごわい特許/特許網」
です。
とにかく
「よく作りこまれている」
の一言に尽きます。
詳細ご報告は、こちらに記載しました。
知財関係者でも
「読みたくない特許」
だそうです。3Mの目的は
「この時点で、十分達成されていいる」
と言えますね。さすが3Mです。
本当は、投資家の方にも、こういうことを知って欲しいなと思ってます。
まだまだ読むのも大変、という方も多いようですので、それは先になりそうですが、やはり特許は
「出してればいいというものではない」
面がありますから、
「この会社実力あるな」
というのを、特許から見抜けると、安心材料になるかなと思います。
もちろん、お仕事で特許関連のことに携わる方は、
「一石二鳥、三鳥」
ですから、しっかり学んでいただきたいと思っております。
楠浦 拝
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