「発明塾®」へようこそ!: 2021

2021年5月5日水曜日

概要と著書紹介

こちらのページは、中・高・大学生向け「発明塾」のページです。

企業向けの「企業内発明塾」などについては、運営元である TechnoProducer株式会社 の HP を参照ください。

また、「発明塾」(学生向け/企業向け)での指導内容は、無料のメールマガジンで紹介していますので、そちらでもご確認いただけます。

発明塾・企業内発明塾で指導している内容については、以下の書籍もご参照ください。
(2021年5月末まで99円です)


楠浦 拝

2021年4月1日木曜日

発明とは何か?~発明塾における発明の定義/発明塾第571回(2021年3月29日開催分)

 楠浦です。今回もOBOGさんが、自身の発明の特許出願に向けて、特許明細書のブラッシュアップ討議を行ってくれました。

特許出願を控えているので、委細は割愛します。

以前も書きましたが、自らの手で特許出願するメンバーが出てきたことを、僕はとても喜んでいます。発明塾において、

「発明とは何か?」

ということは、これまでさんざん議論してきましたが、やはり

「自身で実現したいもの」

であるのは、とても良いことだと感じます。

この辺は、以下に詳しく書いています。

発明とは、ズバリ何か?~「発明塾」が考える「発明とは?」

詳細は上記を読んでもらうとして、ここでは

「目次」

だけ抜粋しておきます。


発明とは、「自分で課題を決める」こと~問題を与えられるのは学生で終わり 

発明とは、価値が「課題」で決まるもの~解決手段に凝ったり、新しさを求めない 

発明とは、専門分野からはみ出すもの~その分野で解決するなら既に解決しているはず 

発明とは、ビジネスモデル付きアイデアで「独占的普及」を実現するもの 

発明とは、知財戦略付きであって、特許化できるもの 

発明とは、自分独りでも絶対やりたいもの 

発明とは、他に誰も気づいてない「機会」「チャンス」に取り組むこと 

発明とは「死角」を突くもの~まとめ


過去、投資ファンドからの「お題」に取り組んでいた際は、アタリマエですが「お題」は所与ですし、人によっては「自身で取り組みたいとは思えないもの」の場合もあったと思います。「売れる発明」を目指していましたから、当然です。

現在は、自らお題を決め、その発明をどうするかも自ら決める。
(もちろん、アイデアを売ってもいいし、特許化してライセンスしても良い)

多くのメンバーが取り組んでいるわけではありませんが、中身の濃い取り組みをしてくれていることを、大変誇りに思います。

僕自身はほとんど議論に参加できませんが、引き続き、必要な支援は行っていきます。

よろしく。

楠浦 拝


P.S.

弊社のコラムでも紹介しますが、以下の本、非常に良いですよ。例によって絶版ですが、「創造性を経営する」という、まさにテクノプロデューサー(TechnoProducer株式会社)と発明塾が日々実践していることが、テーマですから。




 

 


2021年3月5日金曜日

「特許」は「発明の独占」ではなく「発明の普及」のためのツール~発明塾第570回(2021年3月4日開催分)

 楠浦です。今回も、自身の発明の特許出願に向けて「自身で特許明細書と請求項を作成した」OBOGさんの持ち込み討議を行いました。

発明塾(学生向け)開始当初は、大半が、投資ファンドへの特許提案という形態をとっていました。もちろん、特許になればいいということではなく

実用化して普及させるために、どういう特許にすればよいか

を考えて提案するのですが、そこまで自分で行うわけではありません。

現在は、

自身の発明を、自身で実用化を推進し、普及させる

ために、どういう特許が必要か、あるいは、知財戦略をどうするか、から考えてもらいます。

「より進化した形態」

になっている、と言えるでしょう。


●特許は「実用化」と「普及」のツール~「独占」のためではない

以前から、発明塾では

特許は、実用化と普及のためのツールであって、独占が目的ではない

というお話をしています。

今回も、

どういう特許を取れば、スムーズに実用化と普及を進められるか

という視点で、考えてもらっています。

それが、知財戦略です。

基本中の基本です。

e発明塾講座の一つ

知財戦略(1)

「独占的普及」

という考え方を紹介しています。

発明塾で教えている基礎的な内容は、ほぼすべて教材化されており、その基本の基本が

e発明塾

です。発明塾での指導内容に興味がある方は、ぜひご活用ください。


●実用化のための「特許」~「アライアンス」を前提に特許を考える

発明家が、個人ですべての技術開発や製品開発、あるいは、事業開発を行うことは、現実的ではありません。また、アイデアを思いつくたびに会社を興していては、きりがありません。

どのようにして、周囲の人の力を借りるか。

アライアンスを前提にした知財戦略

を、考え抜く必要があります。楠浦は前職で

「アライアンスでかなりの失敗を経験」

しており、その時の経験を余さず盛り込んだ講座が

アライアンスと知的財産

です。あれほどの修羅場を皆さんが再度経験するのは、非効率というか、バカげています。僕も、二度と経験したくない事例ばかりです(笑 

ぜひ、上記の講座で、疑似体験して学んでください。


●普及のための「特許」~「オープンクローズ戦略」のための特許

実用化、つまり、アライアンスのための特許が、技術開発のような、「こちら側」(内側)の体制構築のための知財戦略だとすると、普及のための特許は、市場開発のための知財戦略であり、「あちら側」(バリューチェーンや市場)と対峙するためのものだ、と言えるでしょう。

ただ、

「どちらも、仲間づくりのための特許

であることには、変わりありません。

特許を一つのツールとして、どのように協力して、価値を生み出し、シェアしていくか

という視点で、特許を作り上げていくことが大事です。

忘れないでくださいね。

今回は、事情により参加できませんでしたが、次回は都合が合えば参加したいと思います。


楠浦 拝



2021年1月9日土曜日

「共有地の悲劇」を回避できる「普及のためのオープン・クローズ戦略」を考えて!~発明塾第569回(2021年1月7日開催分)

 楠浦です。新年一回目は、自身の発明の特許出願に向けて

「自身で特許明細書と請求項を作成した」

OBOGさんの持ち込み討議を行いました。


僕としては、分割出願も視野に入れて

「どの観点で取ると、(実質上)より広い範囲の権利が取れるか」

を考えながら、話を聞いていました。


参考にしたのは、以下の2つの講座で取りあげている

「3Mの特許・特許網」

です。OBOGさんには、発明塾で過去に作成した

「3Mの特許網分析レポート」

を共有しました。

このレポートは、「企業内発明塾」でも活用しています。過去塾生さんに感謝します。






今回は、化学系の発明なので、つい

「成分・組成をどうするか」

という視点に偏りがちですが、皆さんご存知の通り

「すこし成分・組成をずらした(変えた)、新たな発明」

により回避されてしまう可能性あります。組成や成分のパラメータだけに頼らず

「利用時の形態」

を想定して、よい権利の取り方が無いか、という討議をしました。


今回は、

「熱帯雨林の保護」

が一つのテーマになっていますので、

「普及のための、オープン・クローズ戦略」

も重要です。


経済学で


と呼ばれる

「みんなのものは、誰のものとも思われず、結果として、放置されて荒廃してしまう」

現象があります。


良く挙げられる例として、

「共有地である牧草地に、牧場主が牛を放牧する場合、自身の利益を第一に考えると、できるだけ短期間に、共有地の牧草を自身が飼う牛に食わせたほうが良く、その結果として、共有地である牧草地は一瞬で荒れ地になる」

があります。


多くの、いわゆる

「環境問題」(廃棄物の不法投棄などを含む)

は、同類の問題だとされています。


今回、せっかくですから、熱帯雨林の破壊を食い止めるために

「技術と知財」

を駆使した提案、具体的には、上記のような

「人間心理」

を逆手に取った、オープン・クローズド戦略を踏まえた提案が、支援機関や各国政府にできるとよいですね。


世の中をより良いものにしていくために

「技術と知財」

ができることは、まだまだありますよ。


楠浦 拝


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2021年1月3日日曜日

(動画あり)2020年ナレッジマネジメントセミナー基調講演~もっと創造的に!「良い仲間と良い議論」

以前より、発明塾は、「知識創造企業」(野中)を必須図書に指定し「知識創造モデル(SECIモデル)」を日々実践してもらうなど、組織的な知識創造を行いながら活動してきました。

10年の実績を認めていただき、先日、弊社TechnoProducer株式会社のクライアントにて、ナレッジマネジメントセミナーを開催してきました。

クライアント様のご厚意にて、無料公開できることになりましたので、以下の通り公開いたします。45分程度あります、お楽しみください。


10年越しで、我々の「知識創造の手法」と、その実績を認めていただける日が来ました。感慨深いものがあります。セミナーをご覧になられた、ナレッジマネジメントの専門家の方からは、

「仲間・多様性・信じる、などのお話は、まさに知識創造企業のお話しですね」

とのコメントをいただきました。

ナレッジマネジメントと知識創造についての最先端の取り組みとして、大きく取りあげていただきましたクライアント様の関係者の皆さまに、この場をお借りして深謝申し上げます。

10年にわたる実践の蓄積と継続的な実績を認めていただき、感謝しかありません。

発明手法やエッジ情報の探し方なども、皆さんのお仕事には十分役立つと思いますが、本当に一生役立つのは、この「実践で身につけた知識創造の手法」だと思います。

個々のテクニックにとらわれたり、しがみついたりするのではなく、もっと大きな視野を持って、発明塾で身につけたものを活かしてください。

皆さんの活躍を楽しみにしています。

楠浦 拝


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