「発明塾®」へようこそ!: 4月 2017

2017年4月27日木曜日

【発明塾セミナー】「マクロ情報分析」で疲れきってしまう塾生を見て/エッジ情報探索ワークショップ(5月開催)



「「「 「マクロ情報分析」で疲れきってしまう塾生を見て/エッジ情報探索ワークショップ(5月開催) 「「「

●発明塾式「エッジ情報探索」体験ワークショップ ~ 「発明塾式」を体験しながら成果を出す!(2017年517日開催)
http://www.techno-producer.com/news/detail_679.html (弊社HP内)
https://edison-univ.blogspot.jp/p/2017517-2017517-technoproducer.html (発明塾HP内)


以前も、セミナーでご紹介しておりますが、発明塾で

「エッジ情報」

に注目するようになった経緯の一つに

「マクロ情報分析により出てくる、大量の情報を、使いこなせない」

塾生さんが多かったことが、挙げられます。

「情報におぼれ」
「疲れきって」
「行きづまって」
「無力感を感じ」
「あきらめてしまう」

という現象が

「アイデア/発明の創出や、企画立案作業の最初」

に起こってしまうことは、「発明塾」という場を運営する上で、とても大きな課題でした。


例えば、現在でも、一部の取り組みでは

「特許情報を用いた技術マーケティング」(楠浦執筆、肩書は前職)
http://www.techno-producer.com/journal/TMJ0802.pdf

の手法を、利用することがあります。


しかし、上記のような分析から出てくる

「大量の情報」



「精査」
「整理」



「結論を導き出す」

までに

「膨大な個人作業」
「長い期間」
「知的忍耐力」

が必要とされることも、事実です。


そのような作業を

「完遂」

するために必要な考え方、手法は、実事例にもとづいた講座

e発明塾「開発テーマ企画・立案における特許情報分析の活用」

https://e-hatsumeijuku.smktg.jp/public/seminar/view/38

にて、出来るだけ詳細に解説しております。また、

「分析結果を、どのようなロジックでまとめ、説明するのがよいか」

についてのプレゼンサンプル資料も付属させており、

「情報分析から ”的確な報告/提案” までに、必要な考え方とスキル、フレームワーク」

を、どなたでも、いつでも、身に付けていただけるようにしております。



一方、発明塾では、

「組織で創造的になることで、個人の創造性を活かし、伸ばす」
「まず、素早く、最初の結論(仮説)を出す」
「最初の一歩になる、具体的な情報を得る」(First Small Step
「小さな成功を積み重ね、大きな果実を手にする」

ように、日々の討議を通じ、手法を次々に進化させてきました。


従来の

「情報調査/分析」
「アイデア(仮説)出し」

に行き詰っておられる方には、517日の

「エッジ情報探索体験ワークショップ」

でご体験いただく内容が、糧になるものと考えます。


ぜひ、当日エッジ情報を探索したい

「ご希望のテーマ」

を明記のうえ、ご参加お申し込みくださいませ。


また、特に、

3名」

で参加される場合、

3名で1つ、成果を出す」(つまり、今後の企画作業のヒントになる”エッジ情報”を見つける)

ことを目指していただきたく存じます。

弊社スタッフも支援いたします。



●発明塾式「エッジ情報探索」体験ワークショップ ~ 「発明塾式」を体験しながら成果を出す!(2017年517日開催)
http://www.techno-producer.com/news/detail_679.html (弊社HP内)
https://edison-univ.blogspot.jp/p/2017517-2017517-technoproducer.html (発明塾HP内)


本ワークショップは

「エッジ情報探索の訓練を積みたい」
「発明塾の手法を、気軽に体験してみたい」
「発明塾を、体験してみたい」

そのようなお声にお応えする場として、開催いたします。


・ かんたんな事例を用いた、手法と考え方のご紹介
・ 皆様のご関心あるテーマでの、実践

の順で、進めてまいりますので、

「エッジ情報」

の考え方について、予備知識の無い方でも、ご参加いただけます。


また、当日の時間を、より有意義に活用いただくために

「エッジセミナー」

ご参加済みの方は、セミナー時配布資料を持参されることを、お勧めいたします。


”エッジセミナー”の内容を把握してから、ワークショップへ参加したい、という方も大歓迎です。より有意義に、ワークショップの時間を活用いただけると考えます。

「エッジセミナー」(発明塾式「”エッジ情報”探索と活用」セミナー)
http://www.techno-producer.com/news/detail_585.html

配布資料印刷物は、税込 29980円 にて、販売しております。
詳細お問い合わせは、本メールご返信にて、承ります。




【 ビジネス構想力セミナー 開催御礼 】

425日の「ビジネス構想力」セミナーは、皆様のご支援を得て、無事開催することができました。

ご参加を賜りました皆様、ならびに、ご紹介などでご協力を賜りました皆様に、篤く御礼申し上げます。


「ビジネス構想力」セミナー(425日開催分)につきまして、配布資料印刷物は、税込 29980円 にて、販売しております。


● 発明塾式「ビジネス構想力」セミナー ~ 事業の本質的価値を高める「モート(堀)」を築く(2017年425日開催)
http://www.techno-producer.com/news/detail_671.html (弊社HP内)
http://edison-univ.blogspot.jp/p/201731.html (発明塾HP内)



過去開催分につきまして、他セミナーの配布資料印刷物も、税込 29980円 にて販売をしておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。




・・・
▼周りの方に、「e発明塾通信」ご紹介をお願いします!↓↓
 http://edison-univ.blogspot.jp/p/blog-page_1.html

▼知財教育/発明教育にも「e発明塾」をご活用下さい!↓↓
 https://e-hatsumeijuku.smktg.jp/public

●お問い合わせは、TechnoProducer株式会社 e発明塾事務局 まで
 宛先 : 
e-hatsumeijuku@techno-producer.com

2017年4月26日水曜日

「独占的普及」を確実にする「モート」という考え方~ビジネス構想力セミナー(4月25日)開催御礼

4月25日開催の「ビジネス構想力」セミナーへご参加いただきました皆様、改めまして御礼申しあげます。 
また、開催に向け告知・ご案内などでご協力を賜りました皆様、篤く御礼申しあげます。

今回も、主に

「新たな製品や事業の企画提案を求められている」

方々に、ご参加いただき、セミナー中、および、終了後に、実に様々なご質問をいただきました。

補足と備忘のために、いくつかトピックを記載させていただきます。


● 「独占的普及」のための「打ち手」を整理する

一点、ご質問も賜りましたので、追加補足させていただきます。

当日取り上げた

「医療ロボット」

企業の

「Key Metric」

は、

「手術数」

でした。
(IR資料から、読み取ることが出来ました)

「まず、装置を入れていただくために、どうするか」
「それを、まず、どう使っていただくか」
「さらに、利用範囲を拡大していただくために、どうすればよいか」

と問い(KSQ:Key Success Question)ながら、ぜひ一度、IR資料をお読みいただきたいと考えます。

ちなみに、FY2017年の出だしは好調のようです(1Q決算情報による)。

2014年-2015年にかけて、成長性を疑問視する声が出ていましたが、

「継続的な、競争優位」

があればこその、再成長、といえるかもしれません。

(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
Amazonのプログラムを利用して画像を引用することにしました。
安富さんのおススメ本です。
読み始めました。
「楠浦さんの日課は」と聞かれそうなので
予防線を張っておくと、
「意識して行っていることは、特にありません」。
それでも知りたい方は、発明塾で、私をよく観察すると・・・
何か「興味深い事実」が、わかるかもしれません。
あ、「観察が重要」という話に、つながりました。



● 「価値提供」を問い直す

これも、発明塾では(少なくとも僕は)

「それ結局、なんのためなの?」

という問いを繰り返し、考え抜くことにしています。

例えば

「難加工材を用いた部品加工が得意です」

という企業の場合、自社が解決している課題を

「難加工材の利用にあたり、加工が難しく、必要な形状/制度が実現できない」

と捉えると、おそらく

「狭すぎる」

と思います。

「独占的普及を実現するビジネスモデル」

を念頭に置きながら

「問い直す」

ことで、

「新たに必要になる技術や仕組み」

が、明らかになります。


「問い(KSQ:Key Success Question)」

は、直接的過ぎると、安易な答え、いわば

「部分最適」
「その場しのぎ」

的な答えしか得られないことが、発明塾、および、僕の英語科講師/英語学習教材作成者としての経験より、わかっています。

弊社のセミナーで

「よい問い」

を、多数、仕入れてください。


当セミナーは、参加者の方のお声を伺う限り、非常に評価が高いように思えますので、また、開催したいと考えます。開催ご希望などございましたら、こちらよりお声かけください。





=======

✔ 入塾・見学希望の方は、こちらを御覧ください。
✔ 「発明塾講義」配信希望の方は、こちらをご覧下さい。
   (楠浦からのレターが、無料で週に1‐3回届く、とお考え下さい)
✔ 運営元 TechnoProducer株式会社 へのお問い合わせは、こちらへお願いいたします。

2017年4月24日月曜日

【発明塾】「神経除去」治療に見る「カテーテル」による医療の進化/エッジ情報探索ワークショップ(5月開催)


・・・ e発明塾通信 vol.1302017424日発行)

「発明塾」「発明塾式の討議」「エッジ情報探索」を、ご関心のあるテーマでご体験いただけます。

●発明塾式「エッジ情報探索」体験ワークショップ ~ 「発明塾式」を体験しながら成果を出す!(2017年517日開催)
http://www.techno-producer.com/news/detail_679.html (弊社HP内)
https://edison-univ.blogspot.jp/p/2017517-2017517-technoproducer.html (発明塾HP内)

・・・



「「「 「神経除去」治療に見る「カテーテル」による医療の進化 「「「

今回は、発明塾での発明討議、例えば

「低侵襲医療」
「医療用ロボット」
「慢性疾患の治療、または、モニタリング」
「カテーテル」
「マイクロニードル」

をテーマとした討議において見つかった

「エッジ情報」
「エッジ特許」

を、ご紹介します。


例えば、以下の特許情報は、公報に記載された図も含め、種々情報がわかりやすいため、一例として挙げておきます。

Methods and apparatus for performing a non-continuous circumferential treatment of a body lumen US 20070129720 A1
https://www.google.com/patents/US20070129720


これは、"腎デナベーション"と呼ばれる、"高血圧の一種に対する治療法"に用いられる

「カテーテル」

についての特許出願です。


(腎デナベーション ~腎交感神経除神経術[renal sympathetic denervation(RDN)]について~ : 東京女子医科大学 HP より)
http://www.twmu.ac.jp/TWMU/Medicine/RinshoKouza/021/medical/rdn_medical.html


「高血圧治療にカテーテル?」

当初、そう感じました。

「自分なりの、エッジ」

のゾーンに、まず、入りました。


いろいろ調べていくと、心臓血管系の医療デバイスやカテーテルについて、業界上位を占める企業が、この分野の企業を、次々にM&Aしていることが、わかってきました。


さらに、

「デナベーション」

は、

COPD(慢性閉塞性肺疾患)」

でも、用いられることが、わかってきました。

Holaira HP より)
http://www.holaira.com/the-procedure/

当該分野は、発明塾では、以前より注目している分野です。


そういえば、発明塾で以前より注目している

「ロボット医療」

企業も、中国の製薬企業と合弁で

「カテーテルを用いた、肺疾患の診断と治療」

についての取り組みを、始めていました。


ここまでつながると

「発明塾的にも、エッジ」

だと、感じてきました。


さて、この先、どうなるのでしょうか?

・ 「神経」とカテーテル
・ 「神経のような」体内の複雑かつ微細な組織へのアプローチ
・ カテーテルと高周波、電気刺激、高温/低温、超音波を組み合わせた医療機器

など、いくつかの視点で

「仮説検索」

を行ってみては、いかがでしょうか?


上記のような、「仮説検索」を駆使した「エッジ情報探索」を体験されたい方は、517日開催のエッジ情報探索ワークショップ をご利用くださいませ。当日は、当方で準備したPCを用い、その場で実際にエッジ情報探索を行っていただきます。


●発明塾式「エッジ情報探索」体験ワークショップ ~ 「発明塾式」を体験しながら成果を出す!(2017年517日開催)
http://www.techno-producer.com/news/detail_679.html (弊社HP内)
https://edison-univ.blogspot.jp/p/2017517-2017517-technoproducer.html (発明塾HP内)




【 「エッジ情報調査」を依頼したい、「エッジ情報調査」の依頼に興味がある、という方 】


本メールに取り上げたエッジ情報に関連する分野、特に、カテーテル、医療用ロボット、低侵襲医療、デナーベーション、ニューロモデュレーション、COPDを含む慢性呼吸器系疾患に関連する医療機器、につきまして、発明塾、および、発明塾投資部で、すでに多くのエッジ情報を蓄積しております。

関連分野におけるエッジ情報調査を希望される方、またはエッジ情報調査の委託に興味がある方は、本メールへ返信にて、「エッジ情報調査について詳細資料希望」と明記の上、お問い合わせください。


また、過去配信分「エッジ情報」に関連する分野について、エッジ情報調査の依頼に興味がある方は、ご興味お持ちいただいた過去配信エッジ情報、または、分野を明記の上、ぜひお問い合わせください。

例)Precision Farming、バイタルセンシング、医療ビッグデータについてのビジネスモデル、等






「「「 エッジ情報探索ワークショップ(5月開催)~「発明塾」を体験しよう 「「「

昨年度、一連のセミナーにおいて

「エッジ情報探索」

の実例、探索に必要なフレームワーク、および

「エッジ情報の活用法」

について、紹介させていただきました。


多くの参加者の方より

「エッジ情報」

という考え方が、普段の「アイデア創出」「発明提案」「企画提案」「アイデアの評価」「情報分析」業務を、

「より効率よく」

行うために非常に有効であるという感想を、いただきました。


本年は、皆様に、

「より効率よく、”エッジ情報”を見つけていただく」

ために必要なことも、積極的に紹介いたします。
(ビジネス構想力セミナーは、その、第一弾です)


517日の


「エッジ情報探索体験ワークショップ」

は、

「エッジ情報探索の訓練を積みたい」
「発明塾の手法を、気軽に体験してみたい」
「発明塾を、体験してみたい」

そのようなお声にお応えする場として、開催いたします。


詳しくは、以下URLリンク先を、ご参照ください。

●発明塾式「エッジ情報探索」体験ワークショップ ~ 「発明塾式」を体験しながら成果を出す!(2017年517日開催)
http://www.techno-producer.com/news/detail_679.html (弊社HP内)
https://edison-univ.blogspot.jp/p/2017517-2017517-technoproducer.html (発明塾HP内)





【 過去開催分セミナーの配布資料印刷物販売につきまして 】


「ビジネス構想力」セミナー(425日開催分)につきまして、配布資料印刷物は、税込 29980円 にて、販売しております。


● 発明塾式「ビジネス構想力」セミナー ~ 事業の本質的価値を高める「モート(堀)」を築く(2017年425日開催)
http://www.techno-producer.com/news/detail_671.html (弊社HP内)
http://edison-univ.blogspot.jp/p/201731.html (発明塾HP内)



過去開催分につきまして、他セミナーの配布資料印刷物も、税込 29980円 にて販売をしておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。





・・・
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●お問い合わせは、TechnoProducer株式会社 e発明塾事務局 まで
 宛先 : e-hatsumeijuku@techno-producer.com

「新しいコトを興す」ゲームのルールを理解する/正しい背伸び~第376回(投資部第18回)/第377回/@京都イベント

@京都のイベント

医療アイデアソン@京都(4月22日)

へ参加していただいた皆さん、お疲れ様でした。

✔ 久々の@京都でのイベント
✔ OBOG会
✔ メンバーの顔合わせ

を兼ねたものとして、開催しました。

今後も定期開催したいと考えています、よろしく。


さて、3回まとめての報告です。
(手抜きで失礼します)



● 誰かの「失敗?」「つまづき?」が、発明塾を進化させる~「無知の知」再び

発明塾の歴史は

「失敗?」
「つまづき?」

の歴史です。

「?」

を付けているのは、僕は、失敗と思っていないからです。

無知の知

で触れた内容をふり返ってもらえれば明白だとおもいますが、

「上手く行かないことがあってはじめて、その Step の存在に気付く」

のです。習熟している我々からすれば

「そこを、意識しないといけないのか」

という点を浮き彫りにする重要な機会が

「失敗?」
「つまづき?」

です。



(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
Amazonのプログラムを利用して画像を引用することにしました。
「発明を育てる」(育成)の部分で
発明塾が用いている思考法は
ここに紹介されているものと、少し似通っています。



● 「新しいコトを興す」とは、どういうルールのゲームか?~発明/起業/新規事業とは?

多くの方が同じことを、まったく異なる言葉で語っておられますのでややこしいのですが、敢えて、僕と小塚さんの言葉で書きます。

企業内発明塾を含む様々な場で、

「アイデアを生み出す」
「発明創出」
「新製品/新規事業のネタを探す」(ここで「新」は、世の中にとって新しい、を指す)

を支援させていただく際、しばしば僕が発する言葉に

「そこでヒヨったら、ダメですよ」

があります。このように書くと精神論に見えるので、僕自身、もっと上手く説明できないかなと、日々考えていました。

先日の発明塾での議論において

「今まで、および、自身以外の全員が、”そのアイデアは実現/実行不可能だ”と思っているからこそ、そのアイデアは、”発明”になる」

という話をしました。

つまり、

「新しいコトを興す」

とは

「他の人が無理だと思うものを、出来ると証明するゲーム」

だと、考えるのがよさそうです。

もう少しいうと、

「誰か一人でも、ダメと言えば、ダメ」

というルールのゲームではなく、

「誰か一人でも、OKと言えば、OK」

というルールのゲームなのです。

願わくば

「世界の隅(目につかないところ)で、”OKぽい”と言ってる人がいるみたいなんだけど・・・」

ぐらいが、望ましい、というか

「エッジ」

な気がします。



● 「正しい背伸び」を繰り返す

詳細は、またの機会に譲りたいと思っていますが、

「発明」

においても

「発明法の習得」

においても、

「正しい背伸び」

といえる

「ギリギリの飛躍」

が大切であると、僕は考えます。

発明の場合であれば

「ある飛躍」

を、様々なデータ、先行文献、異分野の知見、論理的な推論、を組み合わせ

「合理的であると証明」

する、つまり

「ギリギリの論理的飛躍」

を成立させること、です。




=======

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2017年4月17日月曜日

【発明塾】「車を売る」ではなく、「車での消費」を制する/ビジネス構想力


・・・ e発明塾通信 vol.1292017417日発行)
キーワードは、「独占的普及」「持続的かつ競争力がある事業」「エッジ情報/アイデアの目利き」「長期投資」です。

● 発明塾式「ビジネス構想力」セミナー ~ 事業の本質的価値を高める「モート(堀)」を築く(2017年425日開催)
http://www.techno-producer.com/news/detail_671.html (弊社HP内)
http://edison-univ.blogspot.jp/p/201731.html (発明塾HP内)
・・・



「「「 「車を売る」ではなく、「車での消費」を制する 「「「

今回は、以下ニュースから始めてみましょう。

(クルマのビッグデータが、自動車産業を“再編”する未来 : WISDOM より)
https://www.blwisdom.com/technology/series/tefuture/item/10377-08.html

車のデータを利用する、という視点での

「コネクテッドカー」

の取り組みは、すでに各方面から聞こえてきます。例えば、カナダの

Intelligent Mechatronic Systems Inc.
http://www.intellimec.com/connected-car-vision/

などが有名で、当該業界のStart-Upとして、高く評価されているようです。


他に、どのような視点があるのでしょうか?

すでに

「カー・インフォテイメント」

のような、

「車での消費活動」

についての取り組みは知られています。

「すでに知っていること」
「すでに知られていること」

が何か、確認することは、とても重要です。


ここから例えば、

「車での消費を制する(独占する)には、どのようにすればよいか」

という

「問い」

を立ててみました。


特許情報検索を行うと、例えば、以下のような出願が見つかります。

System and Method for Mobile Payments in a Vehicle US 20160063459 A1
https://www.google.com/patents/US20160063459

Mobile Payments in a Vehicle

とあります。

発明塾でよく言う

Situ(シチュエーション)」*

が、縛られているタイプの発明です。

* Situ(シチュエーション)は、弊社の登録商標です。



ここでヒントは、

「固有性」

です。

「車における、モバイルペイメントの固有性とは?」



KSQKey Success Question)」

として、問いかけてみてはいかがでしょうか。


ここから、

「必要な技術」

つまり

「発明」

を引き出すのが

「”発明塾”式」

です。


「技術」と「課題」を、

「両にらみ」

で考えていきます。
(「発明塾」上級編です)



「”発明塾”式」

を、インストールしたい方、ぜひ、e発明塾、および、弊社セミナーをご体験ください。

e発明塾)
https://e-hatsumeijuku.smktg.jp/public


社内の、”新製品/新サービス/新事業”創出活動、あるいは、ビジネスモデルの見直し活動への「インストール」ご検討の方、是非一度、お問い合わせください。

例えば、本メールへのご返信にて、ご希望、ご要望を、お伝えくださいませ。

ご要望に応じ、弊社担当が、発明塾の手法、考え方、および、実績について、メール、お電話、ご訪問などにより、ご説明を差し上げます。




「「「  4月開催セミナーのご案内  「「「

事業(企業)に投資をするからには

「”独占的普及” を実現するための、ビジネス上の仕掛け」(ビジネスモデル)

を持つ事業(企業)を、選びたいと、発明塾は考えています。
(多くの長期投資家の方々も、お話を聞く限り、そのように考えておられるようです)



● 発明塾式「ビジネス構想力」セミナー ~ 事業の本質的価値を高める「モート(堀)」を築く(2017年425日開催)
http://www.techno-producer.com/news/detail_671.html (弊社HP内)
http://edison-univ.blogspot.jp/p/201731.html (発明塾HP内)


今回の「ビジネス構想力セミナー」では、この

「独占的普及」

という、発明塾で最も重視する考え方に焦点を定め、

「事例」
「演習」

を交え、詳細に解説します。


本セミナーは

・ 事業開発(新規事業開発、および、既存事業の見直し)
・ 技術企画(事業化を見据えた企画の立案)
・ 新製品/新サービスの開発、企画/提案、または、提案の評価

などを担当されている方、および

・新規事業創出に取り組まれている、経営者の方

には、特に、ご紹介したい内容です。


「自身の担当している技術、製品、サービスを、より ”持続的” かつ ”競争力のあるもの(Competitive)” にしたい」

とお考えの、技術者、営業/マーケティングご担当者にも、ぜひお聞きいただきたい内容です。


また

「エッジ情報探索」
「アイデアの選定/育成」

における

「目利き力」

向上の必要性を痛感されている方にも、お勧めいたします。


”目利き”には

「技術」
「ビジネスモデル」

双方の視点が必要であると、発明塾では考えています。


詳細は、以下リンク先をご参照ください。



● 発明塾式「ビジネス構想力」セミナー ~ 事業の本質的価値を高める「モート(堀)」を築く(2017年425日開催)
http://www.techno-producer.com/news/detail_671.html (弊社HP内)
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本セミナーで取りあげている内容について、これまで

・ 「エッジ情報」目利きのカラクリが分かった、今後、情報の見方が大きく変わりそう
・ とても刺激的だった
・ 特許情報とIR資料から、ここまでわかるのか、と驚いた
・ 技術だけでは勝てない、と漠然と感じていたが、どうすればよいかわからず悩んでいた、
  今日お話を聞いて、次に考えるべきことがはっきりし、すっきりした
・ 数多く上がってくる製品/サービスや事業の提案を、どのように評価/育成すればよいか、
  一つの規準になる視点だと感じた、早速、日々の活動で実践したい
・ 教えていただいた内容を、技術部門と共有し、「技術を製品/事業にする」ための
  アイデアを練り直しているが、非常に役立っている
・ ビジネスモデルを見直すことにより、どの程度「数字(売り上げ)」の上積みを
  期待できるか、が見えた

のようなご感想をいただいております。




・・・
▼周りの方に、「e発明塾通信」ご紹介をお願いします!↓↓
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●お問い合わせは、TechnoProducer株式会社 e発明塾事務局 まで
 宛先 : 
e-hatsumeijuku@techno-producer.com

2017年4月14日金曜日

「1人で100点」をとる必要はない/「無知の知」 ~ 第375回報告と近況

第375回も、持ち込みにもとづいて討議を行いました。
少し前に、討議ツールも変えたのですが、年のせいか(笑)しばらく馴染めずにいました。
ようやく慣れてきました。

さて、今回は

「調べる前の準備」

が功を奏して、ほぼ一発で

「ここを掘るべき」

というエッジな先行例が見つかりました。

検索結果のTOPに出ましたので、KW的にも

「ドンズバ」

だったと言えるでしょう。


他、いくつか重要な話をしましたので、復習しておきます。



● 「1人で100点取るゲームではない」のが発明

これは、小塚さん から説明があったと思いますが、全く同感です。発明塾の方針の一つが

「個を活かす」

です。それにはもちろん

「共通言語」

が必要です。

時には

「間違い」
「勘違い」

すら活かしながら新たな発明にたどり着いてきた、という歴史が、発明塾にはあります。
(僕は、気づいていながら、誰かの勘違いや間違いを放置しておくことがあります。”そこから何か生まれるかも”という、直観が働いた時には、そうすることにしています。)

この歴史から、生まれたものが

「共通言語」

です。

「共通のものがあるから、自由になれる」
「共通であるからこそ、個を活かせる」

と、僕は考えています。

大学までの教育では

「一人でテストを受け、100点を取る」

ことが要求されます。

このことの是非は、僕には判断できませんし、その立場にもありません。

ただ、僕が皆さんに伝えたいことは

「社会に出ると、”10人で100万点(ダントツ)を取る”、これを目指すんだよ」
(「ダントツ」は、御存知の通り、僕がコマツ在籍時の社長であった、坂根さんの口癖です。コマツ在籍中に、すっかり頭に染み付いてしまい、なかなか抜けません・・・。他、「ダントツ」という言葉を使っている方を見ると、「コマツと、何かご縁があるのかな」と懐かしく感じます。)

ってことです。

(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
Amazonのプログラムを利用して画像を引用することにしました。
「ピタゴラスの”金言集”の忠告に従って」
とあります。
危ない危ない、ピタゴラスが読みたくなってしまうではないですか・・・。
こうして、蔵書はどんどん増えます。



● 「無知の知」の話

タイトルはソクラテスの話ですが(Wikipedia)、

「知らない」

ことを

「演繹的に知る(気付く)」

ことには、限界があります。物理や数学の世界にいると、なんとなく

「MECE」
「場合分け」

などで、

「未知のものに気づける」

ような錯覚に陥りますが、全ての学問が、物理や数学のような性質を持っているわけではありません。むしろ

「知って初めて、無知に気付く」

ことが多いと思っておくことです。つまり

「知らない限り、無知であったことに気付けない」

と思っておきましょう。

そのために重要なことが

「質問」(KSQ:Key Success Question を含む)

です。



● 「質問は誰のため」問題

長くなりそうなので端折ります、ここでも一度触れていますし。

昨日の話を引用すると

「質問は、その場に居る全ての人のためになるように、行う」

ということかもしれません。

「自分が知らないことを質問する」

のは、現代の大学生としては、やや稚拙な考えであると僕は感じます。
(いくらでも調べられますし、そのほうが正確だからです)

「その場で、相手から何を引き出すか」
「その場で、何を起こしたいか」

を考えたいですね。もちろん

「ときには、素朴な疑問が、発火点(Flash Point)になる」

こともありますので、そこは柔軟に。



● 「ベンジャミン・フランクリン」と習慣

完全に

「フランクリン・プランナーの宣伝」

になってしまいそうですので、Wikipedia を読んでおいて下さい、と言うにとどめます。




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