「発明塾®」へようこそ!: 11月 2018

2018年11月11日日曜日

「ビジョンと算盤(そろばん)」/キャリアについて考える/京機会学生会企画講演報告~発明塾第460回

第460回は、次に取り組む発明テーマについて、調査を行いました。


調査の結果、ある分野において

「電池を、安全に使う技術が求められているようだ」

ということが、わかってきましたね。

このあたりまでブレークダウンできれば、次は

「エッジ情報」

で、最先端を見ていくことになります。
(ここまでも、エッジ情報だったのですが、目的が違う)


その後、進路というか、

「キャリア」

の話になりました。僕個人としては、発明は、皆さん自身で大半が済ませられるだけの実力とメンバーが揃ってきたと考えているので、僕がいる時は

「雑談」

というか

「発明以外で、聞きたいことがあれば、なんでも聞いてね」

という形にするのが最も効率が良いと思ってます。


前回発明テーマ(これまでにない、斬新でヘルシーでみんなでワイワイと楽しめるお菓子を考える)について、これまでの経緯を振り返ってもらえればわかりますが、発明を進める上で、僕が提供するブレークスルーは、

「一瞬」

です。その一瞬を逃さないようにするために、オンラインリアルタイムで集まって討議をするのですが、それが終われば、後は皆さんで進められるわけですし、その準備も、皆さんで進められるわけです。
(今となっては、ですが)


さて、キャリアの話は、ちょうど11月10日に

「京機会」(京大機械系の同窓会)

でも、話題提供しました。報告は以下にあります。

(参加報告)京機会学生会企画「 先輩に学ぶ」(11月10日@京都)


僕が読んだ本は、例によっていつもどおり「絶版」になっているようで、
AMAZONですら見つかりませんでした(笑
大昔に読んだ本を紹介するのは、これだから面倒なんですよね・・・。
新しい本を読め、と言われそうですが・・・。



キャリアの話をする時にも、結局、僕は経営の話をしてしまいます。

全く同じことだと、考えているからです。

「仲間、および、家族を幸せにすること」
「自分のイシュー、あるいは、ビジョンを追求すること」
「そろばんを合わせること」

この3つで成り立っていると、これまでの経験から感じているからです。

どれも、欠かせない気がしています。


これらを、トレードオフではなく、高い次元で融合させることを意識しながら、日々の作業に落とし込んでいく、それが人生であり経営だと、僕は思っています。
(あくまでも、僕の個人的な考えで、誰かに押し付けたり、ことさら声高に主張するつもりは全くありません)

というか、そういう事を考えているうちに

「やりたいこと」
「やるべきこと」

が見つかるのだと、僕は考えています。こんな考え方を、渋沢栄一氏にならって、

「ビジョンと算盤(そろばん)」
「夢と算盤(そろばん)」

僕は、いつもそう呼んでいます。
(独自の呼び方のようです、発明塾用語に指定します)


発明塾では、

「機が熟したら、それぞれが、リーダーになって課題に取り組む」

ことを推奨し、また、期待しています。

その時に、

「ビジョンと算盤」

忘れないでくださいね。



楠浦 拝




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2018年11月7日水曜日

「IoT」をどう使う?/展示会見学に行きましょう!~ 発明塾第458回/第459回(投資部第47回)/JIMTOF見学

10月25日の発明の部は、ここまでの発明の振り返りを行いました。
また、9月はOBOG会に充てたため、10月28日投資部は、8月以来の2ヶ月ぶり開催でした。

参加者の皆さんお疲れ様でした。


11月2日には、個人投資家の方とのJIMTOF見学ツアーもありました。

CEATECとは違って、

「商談の場」

でもある展示会ですので、マニアックな展示が多数ありましたし、展示員の営業の方も、前のめりでしたね(笑


前回のCEATECツアーの時も感じましたが、どこもかしこも

「IoT」

でしたね。

IoTってなんのためにあるのという話は、セミナーでよく取り上げていますが、

「新しいハードウエアがどんどん出てくる」

ので、技術屋あがり(?)の僕としては、楽しい限りでした。


モノの良いところは

「物理的に、空間を専有できる」

ことだと思っています。


インクジェットプリンターの知財戦略についての話でも、いつも言っていますが、

「プリンター2台置く」

というのは面倒なので、1台目を入れてしまうことで有利な立場に立てます。
(もちろん、一定期間で買い換えるので、盤石ではないですが・・・)


とはなんぞや、という「問い」を考え抜く、
のは、私は好きです、得意かどうか知りませんが。



ハードとソフト、うまく組み合わせて

「独占」

を作り出すのが、IoTの肝だと、僕は考えています。


今後、希望する人は

「コネクテッドカー」

についての発明を検討することになりますが、そこでも、同じような話が出てくる気がします。

今から、来年のモーターショーが楽しみですね。


今後、発明塾でも展示会に積極的に行きましょう。
(平日は厳しいので、休日になると思いますが・・・)



楠浦 拝





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