2014年12月29日月曜日

「原理原則を押さえよ-全ては奥深くでつながっている」~発明塾京都第211回開催報告

今回は、皆さん学業で忙しかったのと、僕が体調がよくなかったこともあり、先日の「マシュマロゲル」セミナーの振り返りとしました。


一部の塾生さんの興味は、

「発明法」

ではなく、

「発明できるチームを運営する方法(べたに言うと、ファシリテーション法)」

に移っているようです。

それはそれでよいことですが、基本が疎かになってませんかね・・・?


(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
Amazonのプログラムを利用して画像を引用することにしました。
リーマン予想を巡る、偉大な数学者達の
取り組みを知ることは、「数論」が
多くの学問とつながった、いかに実り多き
学問であるかを、知ることでもあります
(ちなみに翻訳者の富永さんは、京大理学部のご出身です)


さて、

「誰が入るよりも、楠浦さんが入る方が、どんな内容の議論であっても、議論がスピーディで質の高いものになる」

ことに、全ての塾生さんが気づいていると思います。ファシリテーションとは何か/ファシリテーターに求められるものは何か、といわれたら、上記であると、僕は答えます。ポイントは2つです。

①「参加できる議論のジャンルを問わないこと」
②「その人の存在ゆえに、早く、質の高い結論が出ること」


少なくとも、議論が遅くなって、結論の質が落ちるなら、誰であっても入れない方がましですから、当たり前のことしか言っていません。
(発明塾では「何も言ってない」、と言われます)


こういう風に書いていくと、

「議論のテクニック」
「議論の手続き」

に目が行きがちでしょうから、敢えて逆のことを言うと、

「サイエンスに潜む、数少ない根本的な原理原則を理解し、日々の発明/仕事/生活でそれを応用し、使いこなせるようにしておく」

ことが、議論をリードする上で、とても役に立ちます。


物理や化学、生物といったいわゆる「理科」の分野にとどまらず、経済や金融、数学や心理学で用いられている「理論」は、それぞれがつながり合って発展しています。

世の中を理解するには、実はごく少数の「原理」を理解しておけばよい、と僕は思っています。

「物事はすべて、奥深くで互いに繋がっている」

からです。


最新技術の知識をその場その場で「断片的に」仕入れるだけでなく、その根底にある「原理原則」をしっかりと理解することに、日々の時間を割きましょう。


僕が、ナノインプリント技術を開発していた時に、機械屋であるにもかかわらず

「半導体用レジスト」
「画像検査装置」
「金型の製造法」

など、一見何のつながりもない技術について、次々と新しいアイデアを創出し、事業を推進することが出来たのは、この

「原理原則を理解する」

という姿勢を貫いたからです。


この年末年始、2015年度に向けて、しっかり勉強しましょうね。



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