「マシンビジョンが、今後どのように発展していくか」
について、特許分析と発明創出を行いました。
いわゆる「共起分析」は、データ分析の基本であり、事象間の相関関係を割り出すための、最も手軽な分析手法です。
ナノテクベンチャー時代に、この手法を使っていち早く「ナノインプリントの用途と、用途開発を行っている担当者」を割出し、僕自身が実際にコンタクトして、事業計画の立案と資金調達に結び付けたことで、この手法の有効性が、証明されました。
その経緯は、こちらに詳しく書かれていますし、セミナー(注)でも度々話しています。
分析手法は今後、「紙上講義(無料)」でも、取り上げていきます。
(ダイムラー・アクチエンゲゼルシヤフト)より
障害物の陰に隠れた歩行者が「見える」と
もっと「安全」な世の中になり、
子供が「伸び伸び」遊べそうですね。
そんな「ベンツ」が、いずれ出るのかな?
今回は、この「共起分析」から、塾生さんが割り出した「ある技術」とマシンビジョンのかかわりを、未来予測も兼ねて、発明してみました。
結構面白いアイデアも出ましたが、携帯電話系のメーカーさんから、それなりの先行技術も出ていましたので、もう一歩踏み込む必要がありそうです。
次回も引き続き、議論していきたいと思います。
※ 注) コピーセミナーも多く出てきて、手法自体が業界の定番化したので、2年ほど前を最後に、行わないことにしていましたが、「オリジナルの話が聞きたい」「実際に成果に結び受けたノウハウを聞きたい」という声が多いらしく、再度企画を持ち込んでいただき、実施することになりました。今回こそ、最後にしたいと思っています。同じ話を何度もするのは、個人的にはあまり好きではありません。限られた人生は、もっと、クリエイティブで有意義なことに使いたいと、常々思っています。