一つづつ、行きましょう。
1.「マシンビジョンの発展を”技術マーケティング”の手法で分析する」
まだこの手法をマスターしていないメンバーもいますので、
「特許情報分析による”技術マーケティング”手法」
を、解説しました。
詳細は、こちら(過去記事)、もしくは
「特許情報分析を用いた技術マーケティングセミナー」
を、参照ください。
今後、「紙上講義(無料)」でも、取り上げていきます。
特許分析業者/ツール業者による模倣(Copy Cat !!!)セミナーや記事も多数出ており、それはそれで勉強になるものもありますので、各自調べてみてください。
特許情報の活用法など全く知らなかった僕が、事業上の必要に迫られて開発し、その有効性を自ら実証した本手法。
それが、特許業界のスタンダードになっていることは、とても光栄なことです。僕自身の事業開発経験も含め、既に各企業で多くの実績が出ていますが、より精度が高く、実践的な手法を、今後も探索していきたいと思います。
かんたん特許は、「被引用」データも利用可能に。
当時「重要になるはず」と思った僕の発明は、
やはり「きっちり」引用されています。
2.「3次元プリンターに関する過去発明を、再発明する」
昨年の、3Dプリンターに関する議論で既にポイントは出尽くしていましたが、やはり、
「3次元プリンターの肝は、材料ビジネス」
ですね。
今回は、理系の大学生らしく、
「メカニカルアロイイング」(MA法)
「状態図」(特に金属系で使う、多元の相図)
について学びながら、
「3次元プリンターが、新たな材料の性能をレバレッジする技術である」
ことを、理解してもらいました。仮にも理系の大学生なら、決して、
「お手軽な製造ツール」
などと言う、
「薄っぺらい理解」
で終わらせてはいけません。
これまでに活用しきれていない、様々な材料が、
「工業製品/量産製品」
に、どんどん使えるようになります。
この文脈で、
とCNCマシニング技術を組み合わせた3DPを見ると、今後の可能性が見えてきます。
「金属、樹脂、ガラス、強化材、空孔、補修・・・」
キーワードを並べ替えてみるのも、良いでしょう。
次回も、議論を続けましょう!