2011年4月26日火曜日

発明塾京都体験会 第一回開催報告

26日の@京都の体験会は、京都大学の図書館にて、塾生さん主催で自主的に行われました。
今回の体験会を主催してくれたメンバーの一人、京都大学工学部3回生の小塚遼(おづかりょう)さん、に当日の結果を報告していただきます。
彼は、大学2回生の時にすでに、非常にユニークなプレハブ住宅の発明も考案しており、将来有望な学生発明家です。

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京都大学工学部物理工学科3回生の小塚と申します。

体験会の参加者は塾生5人(一回生2人)、初参加一人でした。そもそも発明塾とは何ぞや、発明とは何ぞやの部分がまだよくわからない方が多かったので、その部分を中心に進めていきました。

まず発明の手法を説明しました。

発明=「技術マーケティング」

すでに出されている様々な特許を調べていくことによって、自分が考案すべき発明の要素が分かります。まず①誰もやっていない、もしくはやっている人がすくない分野であること、②成長していく分野であること。①は少し面食らってしまうかもしれませんが、「誰もやっていない」にもレベルがあるので、難しく考える必要はありません。②について、当たり前ですが儲かる特許出ないと出す意味がありません。

そこで、特許マップを使ってどの分野を狙えばいいのかを探していきます。(ベン図の中にある小さい集合・且つこれから巨大化していくであろう集合というイメージ)

そしてそのベン図から抽出した集合の細部を見ていきます。特許というのは課題ベースで成り立っているので、新しい課題が発掘できれば新しい特許を生み出すことができます。そこでその抽出した集合から課題を網羅的に発掘していきます。そこで見つけた新しい課題もしくは新しい切り口に対して、集中的にアイデアを出していきます。

漠然とアイデアを出すのではなく、なぜ先に「マーケティング」をして発明をするのか?その理由の一つは、創造的な作業のハードルが下がることだと思います。ここがアイデアが出やすいというのが分かっているので、そこに集中的に時間と頭脳を投与すればいいわけです。そして成長する(と思われる)分野であるので意味のある・効力のある特許が出しやすくなります。

このようなことを参加者の方々に説明していきました。

自分がまだ発明が満足にできないのに偉そうなことを言いましたが、この手法を用いて発明を出していきたいと思っています。そののち、具体的にやっていかないと何をしているかがわからないので、プレハブの特許の課題分析をしていき、発明の体験をしてもらいました。今回はあまりブレストの時間がとれずいいアイデアは出ませんでしたが、次回体験会ではブレストに時間を割いていいアイデアを出していこうと思います。

ありがとうございました。