「発明塾®」へようこそ!: 発明塾京都 第36回開催報告

2011年4月28日木曜日

発明塾京都 第36回開催報告

@京都第36回も無事終了しました。今回は、昨年度2010年度の実績報告も行いました。

実績に基づき、@京都から京都大学理学部へ、450ドルの寄付を行う予定です。皆さんお疲れ様でした。

さて、議論の方は、まず前回からの持ち越しトピックである「建設現場の汚染防止」について、3名の塾生さんのアイデアについて討議しました。それぞれ、なかなか面白いアイデアであったと思います。先行技術との差異を意識して、発明の本質を強化するように仕上げてください。

当日説明した内容として「発明の本質をどうとらえるか」が、発明行為の本質である(笑)という話をしました。そしてそれは、どういう課題を想定している(もしくは想定するか)か、ということと不可分であることも説明しました。

また、発明の本質は先行技術との対比により、より明確になること、だから先行技術の徹底した調査と、それとの比較のために「技術の素因数分解」が重要であることも、理解してもらいました。(理解しましたよね)

さて、後半の残り時間は、データセンターについて勉強し、特にその冷房について前回の討議結果を踏まえて、すこしアイデア出しを行いました。

次回は、前回と次回の討議結果を踏まえて「データセンター冷却の課題」について整理を行います。各自なりに、課題分析(課題ツリー、課題間の関係の整理)をおこなって来てください。やり方は、これまでなんどもやってますから、分かってますよね。誰かに前でやってもらいますので、各自で手描きなりマインドマップなりで、しっかりつくってきてください。ちょうど2週間ありますから。

ではでは。