「発明塾®」へようこそ!: 発明塾@京都 第33回開催報告

2011年4月7日木曜日

発明塾@京都 第33回開催報告

@京都第33回も無事終了しました。

今回は、前回の討議で抽出した課題について、各自考えてきたアイデアを踏まえ、

①あらたな切り口はないのか
②有望なアイデアについて討議

を行いました。

①の方は、前回の討議で曖昧であった部分をはっきりさせて(しぼりこみ)、その上でさらに広げたことになります。

他方、②はいわゆる「詰める」作業です。今回は、最後までは詰まりませんでしたが、実現する上で何が問題になるのかという点を考え、それを潰す、もしくは避けるアイデアを創出しながら進めました。

詰める作業自体も、アイデア創出の連続です。発明という作業自体、マトリョーシカのように

・アイデア→そこにひそむ課題→それを解決するアイデア・・・・

と重層構造になっています。これは課題解決ツリーで説明しましたね。

「課題」といっても、アイデアを考えるときに考える課題は二つの方向性があります。

・そのアイデアが解決しようとしている(あるいは解決に貢献する)「対象」としての課題
>上位概念に戻す
・そのアイデアを実現するときに「問題となる」「障害となる」課題
>下位概念に掘っていく

今どちらの作業をやっているのか、迷わないように。