2016年1月8日金曜日

【エッジ特許:話題の「ヨーグルトがつかない蓋」】「e発明塾通信」バックナンバーより(3)

メール講義「e発明塾通信」のバックナンバー第3弾です。


今回は、「ヨーグルトがつかない、ヨーグルト容器の蓋」の特許です。


「表面科学」「フラクタル」など、これを題材にしっかり勉強しましょう。


権利としても注目のものです。
よく「味わって」くださいね。


では。



なお、メール講義「e発明塾通信」は毎週発行で、そこで取り上げたエッジ特許をすべて掲載すると膨大な数になりますので、「バックナンバー」では、そのごく一部の紹介にとどめさせて頂きます。
(過去配信分についてのお問い合わせは、ご容赦ください。定期的に「振り返り」にて、過去分も掲載します。)


「エッジ特許」について、もっと知りたい、という方は メール講義「e発明塾通信」(毎週発行、無料)にお申し込みください。



=以下、メール講義より抜粋



■■ ヨーグルトの付かない「蓋」の技術~無効審判を請求された「エッジ特許」を読む ■■
今回は、「食品包装容器」を取り上げます。ヨーグルトの蓋にかぎらず

「内容物が付着しない包装容器」

には、食品を使い切ることができるなど、様々なメリットが有ります。

まず、どのような製品なのか、簡単な解説記事で例を見てみましょう。

(東洋アルミニウム 技報 より)

「Lotus」「フラクタル」といった言葉が出てきます。
この例では、Lotus(蓮)の葉のような、複雑な表面凹凸構造で、撥水性をもたせています。

特許公報で詳細を見てみましょう。

(登録公報)

「疎水性酸化物微粒子」と、記載があります。関連出願に、
「凹凸状態の面上に一次粒子平均径3~100nmの疎水性酸化物微粒子が付着し」
と記載があることから、

「ナノ粒子による微細な凹凸」
「フィルム層に形成された大きな凹凸」

の組み合わせで、「フラクタル」構造を実現しているのかもしれません。

上記特許は、無効審判が請求されています。

(特許審決データベース より)

発明としても権利としても、注目すべき「エッジ特許」です。



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