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今回は、少し地味ですが、食品や化粧品などに欠かせない「乳化技術」の「エッジ特許」です。
産学連携の事例としても、参考になるでしょう。
「関連出願」を、「かんたん特許検索」で検索した結果
本件、商標でも話題になっています。
これはまた、後日取りあげます。
よく「味わって」くださいね。
では。
=以下、メール講義より抜粋
■■■ 食品から化粧品まで幅広い用途、界面活性剤を使わない「三相乳化技術」をエッジ特許で ■■■
食品から化粧品まで様々なところで使われている「乳化」技術。
今回は、この乳化技術の「エッジ特許」を取りあげます。
(公開公報 : 「かんたん特許検索」のサイトへ移動します)
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2008007491/
(公開公報 : 「かんたん特許検索」のサイトへ移動します)
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2008007491/
「界面活性剤および高粘度シリコーンのように石鹸等と馴染みにくい油性成分を配合しない
紫外線防止化粧料」
とあります。どのような発明なのでしょうか?
いつもどおり「課題」と「解決」を、見ましょう。
解決している課題(トレードオフ)は、
「十分な耐水性を持ちながら、しかも洗い流しが容易な紫外線防止化粧料」
のようです。
要約に「製造法」という言葉も見られますので、製造技術に特徴があるのでしょうか。
「製造技術」を念頭に置いて 解決手段 を見ると、
「多糖類が化粧料中にランダム に細分化したナノ粒子を、ファンデルワールス力によって
とあります。どのような発明なのでしょうか?
いつもどおり「課題」と「解決」を、見ましょう。
解決している課題(トレードオフ)は、
「十分な耐水性を持ちながら、しかも洗い流しが容易な紫外線防止化粧料」
のようです。
要約に「製造法」という言葉も見られますので、製造技術に特徴があるのでしょうか。
「製造技術」を念頭に置いて 解決手段 を見ると、
「多糖類が化粧料中にランダム に細分化したナノ粒子を、ファンデルワールス力によって
油性成分の表面に付着させ・・・油性成分を三相乳化法により乳化する」
とあります。
「三相乳化法」とは何でしょうか?
(神奈川大学HPより)
http://www.kanagawa-u.ac.jp/pressrelease/details_12367.html
「従来の乳化方法に欠かせない界面活性剤の代わりに、柔らかい親水性ナノ粒子の
とあります。
「三相乳化法」とは何でしょうか?
(神奈川大学HPより)
http://www.kanagawa-u.ac.jp/pressrelease/details_12367.html
「従来の乳化方法に欠かせない界面活性剤の代わりに、柔らかい親水性ナノ粒子の
物理的作用力(ファンデルワールス引力)を利用した新しい乳化方法」
とあります。
「柔らかい親水性ナノ粒子」
が、多糖 ということでしょうか。
「これまで環境に優しいエマルション燃料や清涼飲料水、化粧品、スカルプケア商品、マーガリン、防バイ剤など、様々な分野において・・・」
既に、様々なところでお世話になっているのかもしれません。
「環境にやさしい」界面活性剤を使わない乳化技術、他にどのようなところで使えるでしょうか?
とあります。
「柔らかい親水性ナノ粒子」
が、多糖 ということでしょうか。
「これまで環境に優しいエマルション燃料や清涼飲料水、化粧品、スカルプケア商品、マーガリン、防バイ剤など、様々な分野において・・・」
既に、様々なところでお世話になっているのかもしれません。
「環境にやさしい」界面活性剤を使わない乳化技術、他にどのようなところで使えるでしょうか?
皆様の研究上の課題、製品の課題、製造プロセスの課題を解決してくれないでしょうか?