発明塾のメンバーは、大半が理系の学生/理系出身のOBOGです。一般的な傾向として、皆さん
「素直で真面目」(悪く言うと "世間知らず" な面がある)
だな、とつくづく感じます。
ついつい
「真面目に考える」
「型通り分析し納得する」
「誰もが理解できそうなストーリーで満足する」
「わかりやすい理屈と理論でガチガチに固めてしまう」
に偏りがち/そこで終了しがちです。
「自分が何にハマっているか」知ることから始まる。
これ、僕の意見ではありません。
シェイクスピアが度々取り上げているぐらいなので、
永遠のテーマのようです。
これ、僕の意見ではありません。
シェイクスピアが度々取り上げているぐらいなので、
永遠のテーマのようです。
今回で言うと、
「小学生向けの市場は、既に飽和し激戦区なので、高校生で・・・」
のような話になっていましたが、これは、誰がどう見ても、企画という作業において
「一番ダメなパターン」
です。
先行例のフレームワーク(FW)を、
「素直に」(鵜呑み、というべきか)
そのまま使っているからです。
いや、正確に言うと
「先行例から感じた、最もわかりやすいフレームワーク」
を、自分で鵜呑みにして使っているから、が正確な表現です。
「自分で自分に騙されている」
「そして、それに気づいていない」
という、2重の罠にハマっています。
また、
「だれでも使いそうなフレームワーク」
での検討に終始しています。フレームワークは、
「捨てる」
ために使うものです。今回取り上げたテーマに
「固有性/必然性がある」
フレームワークに進化させないと、意味がありません。
一度出したアイデア、結論を冷めた目で見直し、
「イケてない」
「だれでも思いつきそう」
なら、
「スパっと」
捨てましょう。
今回も含め、皆さん、”逆張り”ができてない気がします。
「企画の本質は”逆張り”?」~第317回報告
その後の議論で、簡単な
「情報分析」
を用いて、それを打破しました。
「ありきたりなものを捨てれば、身軽になり、早く、よい結論にたどり着く」
ことが、実感できましたか?
次回、もう少し議論しましょう。
では、次回もよろしく!
※ 情報分析の話は「エッジセミナー」で、詳しく取り上げています!