楠浦です。今回もOBOGさんが、自身の発明の特許出願に向けて、特許明細書のブラッシュアップ討議を行ってくれました。
特許出願を控えているので、委細は割愛します。
以前も書きましたが、自らの手で特許出願するメンバーが出てきたことを、僕はとても喜んでいます。発明塾において、
「発明とは何か?」
ということは、これまでさんざん議論してきましたが、やはり
「自身で実現したいもの」
であるのは、とても良いことだと感じます。
この辺は、以下に詳しく書いています。
詳細は上記を読んでもらうとして、ここでは
「目次」
だけ抜粋しておきます。
発明とは、「自分で課題を決める」こと~問題を与えられるのは学生で終わり
発明とは、価値が「課題」で決まるもの~解決手段に凝ったり、新しさを求めない
発明とは、専門分野からはみ出すもの~その分野で解決するなら既に解決しているはず
発明とは、ビジネスモデル付きアイデアで「独占的普及」を実現するもの
発明とは、知財戦略付きであって、特許化できるもの
発明とは、自分独りでも絶対やりたいもの
発明とは、他に誰も気づいてない「機会」「チャンス」に取り組むこと
発明とは「死角」を突くもの~まとめ
過去、投資ファンドからの「お題」に取り組んでいた際は、アタリマエですが「お題」は所与ですし、人によっては「自身で取り組みたいとは思えないもの」の場合もあったと思います。「売れる発明」を目指していましたから、当然です。
現在は、自らお題を決め、その発明をどうするかも自ら決める。
(もちろん、アイデアを売ってもいいし、特許化してライセンスしても良い)
多くのメンバーが取り組んでいるわけではありませんが、中身の濃い取り組みをしてくれていることを、大変誇りに思います。
僕自身はほとんど議論に参加できませんが、引き続き、必要な支援は行っていきます。
よろしく。
楠浦 拝
P.S.
弊社のコラムでも紹介しますが、以下の本、非常に良いですよ。例によって絶版ですが、「創造性を経営する」という、まさにテクノプロデューサー(TechnoProducer株式会社)と発明塾が日々実践していることが、テーマですから。