「そもそも仕事とは何か?」
ってことです。
僕にとっての定義は3つ(とお決まりのプレゼン風。現時点では2つしか思いついてなくても、堂々と「3つ」というべきです)。
①仕事を通じて自分の可能性を、最大限追求したい。いわゆる「自己実現」。(マズロー:注1)
②経済活動こそが、世の中を前向きに変える。いわゆる「社会起業」。(町田:注2)
③仕事をする、ということは「お金(資本主義的経済活動)」を通じて、継続的な人間関係を構築することである。(これも誰かのパクリですが、引用元を失念)
一つ目は言わずもがなですので省略します。大学時代から思っていたことです。二つ目は、僕がサラリーマンをやりながら、徐々に芽生えてきた意識です。2004年にナノテクベンチャーをやる時のきっかけはこれでした。
経済学は、資源制約を解決するため
三つ目は、実は35ぐらいに悟ったことです。例えば、会社の部下。「所詮は」(失礼だが、真実)お金によるつながりではあるが、そこだけで終わらない人間関係、というのが会社であり、取引先であり、仕事での関係であると思っている。
例えば、部下でなければ「あーでもない、こーでもない」と指導はしない。たぶん「XXをZZに直しておいて(ガチャ)」で終わり。継続性を前提とするからこそ、各人に向上して欲しいと思う。それは各自の日常生活にもフィードバックされる。世の中、割と上手いことできてるわけです。
会社のデータベースに、掲示板替りに使っているドキュメント(通称「楠浦メモ」)に、こう書いてある。
「能力が高まることで、個々人が充実した人生を送れるようになるという意味で、能力を開発することは、経営者の義務である(人生の黄金期を使って仕事をしてもらっている以上)と思っています。それ以上のことを知りたい人は、僕に直接聴くか、マズローの「完全なる経営」を読んでください。」
「楠浦メモ」では、この続きに、仕事を効率良くすすめるためのTIPS的なものを書いている。ついでなので引用しておくと、、、。
・仕事はスケジュール化する
・一日もスケジュール化する(どの仕事を何時何分~何時何分にやる)
これは、そういう手帳もあるし、Googleカレンダーでも良い。
紙のほうがやりやすいとも思う。これは13本の横線が引いてあればどんな紙でも使える(12時間以上働く人はいないし、働けるとも思わない)。
・仕事には目標時間を決める。細々した仕事の場合にはXXとAAで15分、など。
・その時間は、プレゼンタイマー(携帯アプリ)やキッチンタイマーで測定する。
・30分ごとにタイマーを鳴らす。30分以上かけるべき仕事は、一日にそう多くはない。時間のかかりすぎについて、自己分析する。
・メールは時間を決めて見る(1時間に一回、など)。これは僕は守っていない(理由がある)。
・人間の集中力は最大2時間。これを午前、午後で各1回まとまった時間を作り、そこで大きな仕事をやる(資料作りなど)。これは川崎重工流。
・終えた仕事をその場でメモする。あとで思い出して日報を作る、などというのは時間の無駄。
その場でメモれば、そのまま日報になるし、仕事のチェックリストにもなる。
何に時間を使っているか。終了時間を記録すればタイムスタディーも兼ねる。
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てな感じです。まぁ、7つの習慣(注3)の焼き直し+川崎重工時代に新人教育で指導されたこと、です。参考になるかわかりませんが、各自なりの仕事観を徐々に作っていって欲しいですね。ちなみに僕は一切相談には乗りませんので、自己責任でよろしく。
※注1:「完全なる経営」 A.マズロー
※注2:「社会起業家―「よい社会」をつくる人たち」 町田洋次(PHP文庫)
※注3:「7つの習慣」 S.R.コヴィー