「発明塾®」へようこそ!: 「特許になる発明」は「どの部分」か?~発明提案書を書き上げるまでが、発明(発明塾第478回)

2019年4月5日金曜日

「特許になる発明」は「どの部分」か?~発明提案書を書き上げるまでが、発明(発明塾第478回)

今回は、既に発明としてはある程度完成しているものについて

「発明提案書の書き方」

を念頭に、

「発明を捉え直す」

ことを行いました。


実は、この工程で

「発明が大きく進化する」

ことが、よくあります。

ですので、発明塾では

「発明提案書を書き上げるまでが、発明」

だと、いうことにしています。


正確に言うと

「特許になる発明」

が完成するのは

「発明提案書を書きあげた時点」

だと、いうことになるでしょう。


これは、ずいぶん前に既に教材化しており

「発明提案書のための発明の把握法」

で、

「いつでも」
「誰でも」
「何度でも」

学んでいただけます。

珍しく、発明塾の教材の紹介です。
これまであまり紹介をしてこなかったのですが
「発明塾の指導内容を学ぶには、発明塾に入らないといけないんですか」
という問い合わせが増えてきたため、今後は
ある程度ご紹介するようにします。
発明塾に入って頂く必要はありません。
指導内容のうち、基礎的なものは、すべてe-learning講座
受講いただくことができます。
その方が、時間的にも、費用的にも(これ同じこと言ってますね)
ずっと安く済みます。


今回指導した内容は、上記講座の基礎の基礎

「先行技術との、差分はなにか(構成要素の違い)」


「それにより、新たに解決されている(はずの)課題はなにか」

です。

これを、

「厳密に」

把握し、それにもとづいて、新たに発明を表現し直すことが

「特許になる発明」

を作り上げる、重要なポイントの一つです。


これを知らずに、発明を

「弁理士の方」

へ持ち込んでも、

「的はずれな権利が出来上がる」


「話が噛み合うまでに、結構な時間を要する」

か、いずれか、あるいは、そのいずれも(時間がかかったが、大した権利が取れない)になる可能性が高くなります。


起業する人は、費用はもちろん

「すばやく、強い権利を、確実に取る」

という観点からも、絶対にマスターして欲しい方法です。

発明塾でも、起業する人が増えてきたため、改めて書いておきます。


また、これを知っていれば、結果として

「重要な特許を読み解く」

ことが、非常に簡単になります。


特許は、技術情報でもありますが、論文とは全く異なるものです。

なぜなら

「権利情報でもある」

からです。

「いい権利が取れるよう、表現を大幅に変えている」

可能性が高いからです。

重要な特許は、特にそうです。

したがって

「特許の書き方を知らないのは、読み方を知らないこと」

になります。


僕はよく、読み方わからない、という人に

「書き方」(特許になる発明の表現法)

を教えます。

要するに、上記講座のエッセンスです。


ですので、上記講座は

「読み方」

の基礎でもあります。

「特許の読み方、よくわかんねーわ」

という人は、受講をおすすめします。


今日は宣伝みたいになってしまった。

でも、発明塾レベルの内容をマスターしたい方には、非常に重要な情報なので、ご容赦ください。発明塾には来れないけど、発明塾レベルの活動をしたい人は、ぜひご活用ください。

スタートアップ系の方、は、その対象だと思いますが、企業で新規事業に携わってる方や、発明家になりたいという方にも、おすすめです。



楠浦 拝





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