昨日の京大フェスでお会いした方々、お疲れ様でした。
昨日話したことは、発明の話ではなく「縁」についてでした。なぜなら、僕が今発明をしているのは、間違い無く「縁」のおかげなので。発明をやってみませんか、とお声かけいただくことがなければ、発明塾がスタートすることも、なかったでしょう。縁というのは不思議なものです。
基本的に、複雑系の進化は「偶然と必然」(注)によって成り立っていると、考えられます。発明の創出過程がまさにそうであることも、発明塾生の解析により、わかりました。
「偶然から、いかに必然を引き出すか」これが、イノベーションの本質だと思います。
さて、タイムリーに、僕の尊敬する起業家のマイルストーンに関して、ニュースが出ていました。
・「アスタミューゼ株式会社第三者割当増資実施のお知らせ」
http://www.astamuse.co.jp/company/press/120903.html
代表の永井さんには、今年の立命館大学の講義にも、お越しいただきました。今後のますますの活躍を、祈っております。
彼はかなり忙しい人なので、年に数回会えるかどうかですし、普段はメールすらやり取りしませんが、今年は講義を御願いすることが出来、その後近況を交換することができました。「仕事」というのは、非常に面白い、「縁」のツールだと思います。
結局僕が言いたいのは、そういうことです。具体的な活動を通じてこそ、良い縁ができる。名刺交換では、縁は出来ない。
僕のポリシーである「ビジネスこそが、世界を変える」というのも、同じ文脈から出たものです。
※注)「偶然と必然」J.モノー