2017年5月7日日曜日

「自分の弱み」を補うツールを作る/制約を忘れない~第380回

GWは、皆さんどう過ごされましたか?

僕はいつも、ある程度まとまった時間が取れるときは、出来るだけ

「教材開発、または、改訂」

に時間を充てることにしています。

したがって、このGWも、大部分の時間は

「教材の執筆」

に充てました。


今回の議論では、

「ドンズバ」

が見つかったため、一旦発明討議を中断し、ここまでの討議と作業を振り返ることにしました。

関連する話題を、挙げておきます。



● 自分の弱みを知り、それを補うように、ツールを使う(または、ツールを作る)

発明塾で、情報やアイデアの整理に用いるツールの一つに、

「FreeMind」

があります。いわゆる

「アイデアマップ(マインドマップ*)」

といわれる、樹形図的なものを描くためのツールです。
(* マインドマップ は、商品名であり、トニーブザンが商標登録しているとされています


人により、好き嫌いや向き不向きがあることが、多くの塾生さんの指導からわかっていますので、特に強制することはないのですが、今回のような

「制約条件を忘れてしまい、討議が発散することにより生じる非効率」

を排除するには、なかなか便利なツールです。


実は、僕はあまり頻繁には、この手のツールは使いません。自分の弱みが、

「大きなストーリー」



「Detail に落とし込む」

ところにあると知っているので、

「パワポとワード」

又はそれに相当する作業(ノートを用いる)に、時間を割きます。


ツールは、自身の

「ボトルネックになっている作業(能力)を、レバレッジする」

ように、上手く使ってほしいところです。

(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
Amazonのプログラムを利用して画像を引用することにしました。
いずれも、「創造的なチーム」を造り上げるために
参考にしています。


● 多くの人は、「制約」を忘れてしまう

これも、すでに多くの塾生さんへの指導でわかっていることですが、

「Aという課題を解決するために、Bを行う必要がある」
「Bには、Cという課題があり、解決する必要がある」

のように、「課題‐解決」の階層がどんどん深くなっていくと、

「そもそも、Aという課題を解決する必要があった」

ということを忘れ、

「Cという課題(さえ)解決されればよい」

のような議論に陥ってしまいます。


これを

「手段の目的化(大元の目的を見失う)」

と呼ぶ方もおられます。発明塾では

「制約を忘れる(見失う)」

のように、呼んでいます。

ちなみにこれは、社会人であるか、学生であるかはあまり関係なく、よく生じることです。

制約思考セミナー

で、このあたりの話を掘り下げ、対応策も含め説明しています。


マインドマップの使い方として、この

「制約」

を忘れないために、

「課題‐解決」

や、関連する

「シチュエーション(Situ)」
「エッジ情報」

を記録しておく、というものがあります。

「忘れるんだから、書いておけばよい」

というだけの話で、極めてシンプルです。


発明とは、

「様々な制約を満たす解を見つけ出す」

作業であり、

「極めて小さな針の穴に、糸を通す」

ような、根気のいる作業だと、僕は認識しています。発明塾では、

「惑星直列」

とも、呼びます。いろいろな制約を全て満たす領域は、極めて狭いからです。

制約を満たさないアイデアを出すことに時間を費やす無駄をなくすために、

「制約を忘れない」

ことが重要になります。


もちろん、あえて

「制約を外す」

ことで、発想を一度広げることもあるのですが、その場合も

「どの制約を外すとよいのか」

検討するために

「覚えておく」

必要があります。


慣れればすべて

「頭の中で出来る」

作業ですが、苦手な方、不慣れな方は、まず

「マインドマップを用い、記録しておく」

ことを、お勧めします。



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