「発明塾®」へようこそ!: 【発明塾】「お皿」を再発明し、食品を売る~ビジネスモデルから逆算して「アイデアを育てる」

2017年2月20日月曜日

【発明塾】「お皿」を再発明し、食品を売る~ビジネスモデルから逆算して「アイデアを育てる」


・・・ e発明塾通信 vol.121(2017年2月20日発行)
● 発明塾式「ビジネス構想力」セミナー ~ 事業の本質的価値を高める「モート(堀)」を築く(2017年3月1日開催)
http://www.techno-producer.com/news/detail_644.html (弊社HP内)
http://edison-univ.blogspot.jp/p/201731.html (発明塾HP内)
・・・


「「「 「お皿」を再発明し、食品を売る~ビジネスモデルから逆算して「アイデアを育てる」 「「「

今回は、小塚さんが

「仮説検索」

で見つけ出した

「エッジ情報」

を取り上げます。


様々なエッジ情報にもとづいて

「仮説を立てておく」

ことは、

「情報の取捨選択」
「目の前の情報から、何を読み取り、どうアクションするか」

を素早く行うことに、つながります。


前回、前々回に引き続き

「食品」

関係です。

発明塾では、この分野の重要なピースの一つに

「食器」

があると考えています。

もちろん、多くの人が、同様のことを考えているようです。

(SmartPlate HP)
https://getsmartplate.com/


関連する特許出願として、例えば、以下がありました。

(Apparatus and method for identifying, measuring and analyzing food nutritional values and consumer eating behaviors US 9364106 B1)
https://www.google.co.jp/patents/US9364106

重量センサーを取り付けたお皿、ということのようです。


他、関連動向を少し調べてみると、糖尿病、および、腎臓病の患者さん、または、そのリスクが高い人を、コアなユーザーに想定しているように、見受けられます。


これまでにない、あらたな健康管理の分野を開拓している、として

「Culinary Medicine」

というコンセプトを提唱しています。面白いですね。


例えば

「お皿の固有性」
「他のデバイスで出来ることとの関係」

を考えてみると、

「この先」

の仮説が立つでしょう。

どんどん、仮説検索してみて下さい。
(お会いする際、是非、ディスカッションさせて下さい)


ちなみに小塚さんは、すでにこの先の仮説を、立てておられました。



さて、これら

「エッジ情報」

を見つけた過程、および

「仮説」

をたてた過程において、

「どのようなビジネスモデルを想定するか」

が、重要な役割を果たしています。


「どこでどう、儲ける(儲かる)のか」
「だったら、どういう発明が出ている”はず”なのか」



「逆算」

しながら、仮説を立て

「仮説検索」

しています。


このあたりの考え方、および、ビジネスモデルについては、関連する話題や事例を、過去、以下で取り上げています。

「急速充放電できる電池ができた! さて、どう事業化すべきか? 技術の特徴とビジネスモデルの設計」~発明塾京都第208回開催報告
http://edison-univ.blogspot.jp/2014/12/208.html

「医療ビッグデータ」のBizモデルを「MDV」で見る~投資部第一回(発明塾第345回)
http://edison-univ.blogspot.jp/2016/09/bizmdv345.html


MDV社の話題は、先日の「ヘルスケアセミナー」でも、取り上げました。

「医療ビックデータが解決する課題として、まず、何を設定するか」

が、時代の流れを上手く捉えており、非常に

「巧妙」

だと感じています。このあたりの

「肌感覚」

を、できるだけ多くの皆様と共有したいと思っています。



3月1日の「ビジネス構想力」セミナーでも、

「MDV」

の、よくできたビジネスモデルを読み解き

「例えば、農業IoT分野で、同様のビジネスを考えてみると、どうなるのか」

を、演習課題とし、議論します。

その際、農業IoT分野の最新動向についても、ビジネスモデルの観点から、ご紹介します。


● 発明塾式「ビジネス構想力」セミナー ~ 事業の本質的価値を高める「モート(堀)」を築く(2017年3月1日開催)
http://www.techno-producer.com/news/detail_644.html (弊社HP内)
http://edison-univ.blogspot.jp/p/201731.html (発明塾HP内)



実際に「新規事業創出」に関わったことがない塾生に、「ビジネスを構想する」とはなにか、または、「どのように考え始めればよいか」について、できるだけ具体的なイメージを持ってもらうため、どのような事例とフレームワークを用いているか、わかりやすく紹介いたします。


・これから新規事業開発に携わる
・新製品・新規事業のテーマ提案を、検討している/求められている
・ビジネスモデルも考慮した、研究開発テーマの企画提案を必要とされている
・事業、製品、または、研究開発テーマの企画提案を支援する立場にある

方には、是非、お越しいただきたく存じます。



【「発明塾」近況ご報告】
「毎週ある」のが、発明塾~「わかる・できる・続ける」の 3-Step(発明塾第364回)
http://edison-univ.blogspot.jp/2017/02/3-step364.html




・・・
▼周りの方に、「e発明塾通信」ご紹介をお願いします!↓↓
 http://edison-univ.blogspot.jp/p/blog-page_1.html

●お問い合わせは、TechnoProducer株式会社 e発明塾事務局 まで
 宛先 : e-hatsumeijuku@techno-producer.com
 e発明塾HP : https://e-hatsumeijuku.smktg.jp/public
 TechnoProducer株式会社HP : http://www.techno-producer.com/