日曜日に行われた投資部は、久々の
「リアル」
でした。投資部での討議における
「気付き」
から生まれた事業アイデアについて
「フィージビリティースタディー」
を行いました。
「必ず勝てるポイントがどこにあるのか?」
(そもそも、そういうポイントがあるのか)
に集中し、思考を巡らせました。
木曜日の発明塾では、引き続き、ある技術の
「用途探索」
(新たな応用先/市場を見出す)
に取り組みました。
よい発明が出たため、早めに切り上げることが出来ました。
(後は、個人作業です、しっかりね)
150名以上の塾生を見て感じることは、
「毎週」
きちんと準備、および、
「振り返り」
を行っている塾生さんは、6か月程度で
「スジの良い発明を、自力で出せるようになる」
ようです。
「1万時間の法則」
に比べると、ずいぶんと安上がりな気がしています。
● 目の前の「1つ1つ」に集中すること
発明塾では、入門的な課題の一つとして、ある技術の
「用途探索」
を取り上げることがあります。理由はいろいろありますが、
「用途が多岐に渡る」
ため、学生さんは
「勉強になる」
という点が、気に入っているところです。ただ、多くの学生さんは、当初
「自分の知識の範囲で、なんとかしよう」
とします。知識や、頭脳に自信があるであろう学生さんほど、それにはまります。
次に、
「やみくもに、勉強しよう」
とします。いわゆる、付け焼刃詰込み的な手法です。
その後、
「エッジ情報探索」
が重要であることに、気づいてくれます。
(効率が良いからです)
このパターンは、全員が通る
「通過儀礼」
のようです。迷いなく
「発明塾の手法に、熟達する」
ためには、一度、迷う必要があるのでしょう。
僕の知る限り、小塚さんは、ここを通らなかった気がします。
(今度、彼に聞いてみましょう)
(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
Amazonのプログラムから画像を引くことにしました。
かれこれ、もう10年程かかって読んでいます。
まだ、煉獄編の途中です。
● 逆境をアドバンテージに変える
ある書籍から転記したのであろう言葉を、
「楠浦メモ」
(周りから「ハンバーガー」と言われた、フランクリンプランナー内に蓄積されたメモ)
から発掘しました。
「その瞬間にしか学べないことを最大限に利用し、逆境をアドバンテージに変える」
これを、僕はたまに、意図的に用います。
「メモをせずに、議論を整理する」
も、その一つです。
本当に重要な論点に絞り込み、繰り返し頭の中で
「反芻」
する必要があることが、気に入っています。
「絵を描いて、わかったつもりになる」
ことも、防げるようです。
(30代前半のころ、僕は完全にこれにハマっていました)
僕の読書術も、
「逆境」
利用式です。読みかけの本が常に数十冊あるような、
「多読遅読」
がお気に入りです。以前、読書家として名高い方から、
「途中で忘れてしまうでしょう」
と指摘を受けました。
「はい、忘れます、それがいいんです」
と答えました。何がいいかというと、少なくとも僕に限っては
「忘れるので、思い出そうとする」
ことで、理解が深まり、(逆説的ですが)記憶にも残るようです。
以前は僕も、
「集中して(?)、一気に読む」
ようにしていたのですが、どうも、自分の脳?の容量?や処理速度からすると、無理があることに気付きました。
それ以来
「忘れては、思い出し」
を繰り返しつつ読むことを、楽しんでいます。
塾生さんには、発明塾必須図書は、一旦素早く読んでおいてほしいのですが・・・。
では、次回もよろしく。
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