「発明塾®」へようこそ!: 目の前の「1つ1つ」に集中する/逆境をアドバンテージに変える~発明塾第363回(投資部第14回)/第364回

2017年2月11日土曜日

目の前の「1つ1つ」に集中する/逆境をアドバンテージに変える~発明塾第363回(投資部第14回)/第364回

2回分で、失礼します。

日曜日に行われた投資部は、久々の

「リアル」

でした。投資部での討議における

「気付き」

から生まれた事業アイデアについて

「フィージビリティースタディー」

を行いました。

「必ず勝てるポイントがどこにあるのか?」
(そもそも、そういうポイントがあるのか)

に集中し、思考を巡らせました。


木曜日の発明塾では、引き続き、ある技術の

「用途探索」
(新たな応用先/市場を見出す)

に取り組みました。

よい発明が出たため、早めに切り上げることが出来ました。
(後は、個人作業です、しっかりね)

150名以上の塾生を見て感じることは、

「毎週」

きちんと準備、および、

「振り返り」

を行っている塾生さんは、6か月程度で

「スジの良い発明を、自力で出せるようになる」

ようです。

「1万時間の法則」

に比べると、ずいぶんと安上がりな気がしています。



● 目の前の「1つ1つ」に集中すること

発明塾では、入門的な課題の一つとして、ある技術の

「用途探索」

を取り上げることがあります。理由はいろいろありますが、

「用途が多岐に渡る」

ため、学生さんは

「勉強になる」

という点が、気に入っているところです。ただ、多くの学生さんは、当初

「自分の知識の範囲で、なんとかしよう」

とします。知識や、頭脳に自信があるであろう学生さんほど、それにはまります。

次に、

「やみくもに、勉強しよう」

とします。いわゆる、付け焼刃詰込み的な手法です。

その後、

「エッジ情報探索」

が重要であることに、気づいてくれます。
(効率が良いからです)

このパターンは、全員が通る

「通過儀礼」

のようです。迷いなく

「発明塾の手法に、熟達する」

ためには、一度、迷う必要があるのでしょう。

僕の知る限り、小塚さんは、ここを通らなかった気がします。
(今度、彼に聞いてみましょう)



(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
Amazonのプログラムから画像を引くことにしました。
かれこれ、もう10年程かかって読んでいます。
まだ、煉獄編の途中です。


● 逆境をアドバンテージに変える

ある書籍から転記したのであろう言葉を、

「楠浦メモ」
(周りから「ハンバーガー」と言われた、フランクリンプランナー内に蓄積されたメモ)

から発掘しました。

「その瞬間にしか学べないことを最大限に利用し、逆境をアドバンテージに変える」

これを、僕はたまに、意図的に用います。

「メモをせずに、議論を整理する」

も、その一つです。

本当に重要な論点に絞り込み、繰り返し頭の中で

「反芻」

する必要があることが、気に入っています。

「絵を描いて、わかったつもりになる」

ことも、防げるようです。
(30代前半のころ、僕は完全にこれにハマっていました)

僕の読書術も、

「逆境」

利用式です。読みかけの本が常に数十冊あるような、

「多読遅読」

がお気に入りです。以前、読書家として名高い方から、

「途中で忘れてしまうでしょう」

と指摘を受けました。

「はい、忘れます、それがいいんです」

と答えました。何がいいかというと、少なくとも僕に限っては

「忘れるので、思い出そうとする」

ことで、理解が深まり、(逆説的ですが)記憶にも残るようです。

以前は僕も、

「集中して(?)、一気に読む」

ようにしていたのですが、どうも、自分の脳?の容量?や処理速度からすると、無理があることに気付きました。

それ以来

「忘れては、思い出し」

を繰り返しつつ読むことを、楽しんでいます。


塾生さんには、発明塾必須図書は、一旦素早く読んでおいてほしいのですが・・・。


では、次回もよろしく。


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