今回の課題は「新しい靴を発明する」ですね。
結構、ハードルの高い課題です(それが狙いです)。
靴は、かなり成熟した商品ですから、よほど発想を「飛ばさ」ないと、「進歩性があって」「市場がある」アイデアには、辿り着かないでしょう。つまり僕は「チャレンジ」を、求めているのです。もう60%の講義は過ぎているわけですから、ここまでまじめに取り組んでいれば、落第することはありませんね。
ですから、課題提出までの残された時間で、「自分で考えうる限り、ギリギリまで攻める」ことを、要求します。
僕は基本的に、「単位認可」制度は、高等教育にとってマイナスだと考えています。
「単位が取れればいい」
「単位が取れなければ、どうしよう」
いずれの思考も、学生が何かを身につけるための、助けにはなりません。
「攻めた」ことが賞賛されるような、新しい評価の仕組みを考える必要があるでしょう。ちなみに、僕の中に、「自分なりの答え」は有りますが・・・。まぁ、他の人も言っていることで、わざわざここで言うほどのことではありませんので、割愛します。
「受けてよかった」と心から言える講義が
今の「日本の」大学に、どれほどあるのか
さて、僕からのアドバイスです。
①リーダーは、自分の能力とメンバーの能力を信じること
②常に最高の成果を目指し、ゼロベースで考えること
③「手堅く」こなしても、結局何も身に付かないことを理解すること
一応、解説しましょう。
①リーダーは、自分の能力とメンバーの能力を信じること
攻めあぐねる理由の一つが、これです。自分を信じなければ、メンバーはついてきません。また、メンバーを信じて励ますのが、リーダーの仕事です。学生時代に、体験しておくべきことです。
②常に最高の成果を目指し、ゼロベースで考えること
つまらない山であることに気づいたら、すぐに降りる勇気を持つことです。そのまま登っても、頂きの高さは知れている。サンクコスト(経済学勉強してね)に、とらわれないように。
③「手堅く」こなしても、結局何も身に付かないことを理解すること
「お勉強」として、手堅く、とりあえずクリヤー(こなす)しても、結局何も得るものはありません。筋トレと同じで、120%の負荷をかけるからこそ、能力は向上するのです。その結果の失敗は、成功と同じぐらい、価値が有るのです。
You just go, you can do it!
立命館大学生、頑張れ!授業で失敗しても、大したことないんだから・・・。
楠。