2013年12月7日土曜日

発明塾京都第158回開催報告

第158回も無事終了しました。

今回も、アイデア討議に加えて、知財分析の演習課題や「発明法」に関する討議を行いました。


少し脱線しますが、僕が機械工学を先行していた当時、大学(機械系学科)では「経営工学」に関する講義がありました。そこで学んだことは、

「品質の8割は、設計で決まる」
「だから、上流工程ほど重要である」

ということです。僕が設計に興味を持つきっかけの一つが、この講義でした(注1)。


今なら、

「出るアイデアのクリエイティブさは、議論の初期に時間を投入できる、よい議論の手法をもっているかどうかで決まる」

と言うでしょう。最初の「不確実な」時間帯に投入できる資源を、どこまで増やせるか、これがポイントです。最初を不確実にすればするほど、いいアイデアが出ることが判っています。

僕が先週の「塾長の部屋(注2)」で、

「攻めろ」

と言ったのは、それが理由です。最初で出来るだけ「粘る」必要があります。


発明塾では今後も、「どのようにすれば、創造的になれるか」という方法論を追求したいと思います。


※ 注1) もう一つのきっかけは、「機械設計演習」でした。詳しくは以下。
       塾長の部屋(40)~「設計」と「発明」が持つ「アート的」面白さ

※ 注2) 塾長の部屋(57)~「手堅く」は捨てる~立命館大学”発明講義”第10回から