2013年11月16日土曜日

発明塾京都第155回開催報告~「イネーブラー」による業界構造の変革を予測する

今回も、各自のアイデアを討議し、若干の演習課題を行いました。また、これまでの発明を振り返って、「発明理論」にも若干の進歩がありました。

皆さん、今回久々に話題に出た「イシューからはじめよ」(安宅)、ちゃんと読み直しましょうね!


発明塾では、常に過去の発明/発明討議を振り返り、

「どのようにして、良いアイデアが生まれるのか」

を、科学しています。東京や集中講義、弊社内のブレストも合わせると、300回を超える発明討議を行い、その度に振り返り、理論と手順に落としこんできたことが、「発明塾」の強みであり財産であると、日々実感しています。


今回の演習課題では、まず Qualcomm と Apple の例を取り上げ、「なぜ Apple は iPhone において GSM端末から業界参入したのか」「その先にどういう未来を見ていたのか」を討議しました。

また、それを踏まえて、

「来るべき電気自動車普及時代に、イネーブラーが業界構造をどう変えてくるか。その際に、イネーブラー以外のプレーヤーはどうすべきか。新規参入するなら、どのレイヤーに入るべきか。新たなサービス/システムとしてどのようなものが考えられるか、そこにおけるキープレーヤーは誰になるか」

を、考えてもらいました。


課題自体は、次回までにしっかり考え直し、発表してもらうことにしました。とても楽しみです。


発明が必要とされるのは、多くの場合「新たな技術が出現するタイミング」であり、そこで「業界構造がどのように変わりうるか」を予測することは、「発明のポイント」を絞る上で、非常に重要となります。

「普及しない」「収益が上がらない」「的を外した」

発明を生む「無駄」を、省くことができるからです。


今後も、「知財戦略を踏まえた発明」法を、引き続き学んでいきましょう!