2011年3月3日木曜日

発明塾@京都 第28回開催報告

第28回も無事終了しました。

今回は、特許採択第一号の塾生さんも参加して、アイデアが特許になるまで、の話もしました。これを体験することも、発明塾でできること、の大きな一つなので、採択された人はその後もしっかりついてきてください。

学生時代に国際出願、米国出願などを体験することは殆ど無いでしょう。しかし、これらの経験から、自分のアイデアが世界で認められるために必要なこと、を学ぶことが出来ます。

さて、今回の塾では、リサイクルプラスチックの用途について考えました。

いわゆる用途発明の部類に入るテーマです。前回の、エネルギーハーべスティングも同じでした。

詳細は以下ページに作成しますが、用途発明を考えるときのポイントは「まずシチュエーションを出す(できれば市場が大きそうなシチュエーション)」「それぞれのシチュエーションについて具体的に考える」になります。

・「課題オリエンテッド発明と用途発明:発明思考とマーケティング思考


今回のリサイクルプラスチックなら、先進国かBRICsかそれ以外の途上国か。どこかにまとめてリサイクルするのかオンサイトでやるのか、思い切って輸出するとか輸入するとか、再利用の形態も幾つか考えられます。この辺はMECEである程度場合分けができますから、その中で、まだあまり手が付いていないところ(権利が取れる)で、これから大いに伸びる余地のあるところ(将来市場が大きくなる)を優先的に選択し、アイデア出しを行います。

すでにリサイクルの進んでいる業態のアナロジー(典型的には紙、そのつぎは食品?)もあるでしょう。

今回もなかなか面白いアイデアが出ました。

今回のアイデアの出方を見て感じたことは、ブレストの中でも、ある程度探索的、発散的な作業をする部分と、たまに(もしくは最後に)少しまとめてみて、皆の視点を集中させて考える部分があったほうがいいのかな、というところです。

発散→収束させて意見交換→煮詰まったらまた発散

てな感じでしょうか?意見交換すると、どうしても「否定」から入る人が出てくるので要注意ですが(それはXXさんが昔やったけど無理、コストが高いなど)、その辺のリテラシーが出来ているメンバーであれば、問題ないように感じました。

まぁ、この辺は僕の責任範囲なんでしょう(笑)

今後も、楠浦の方で適宜ハンドリングして、うまくアイデアが出るようにしていければと思います。
私自身にも、ファシリテーションのノウハウがかなり貯まってきました。

では、第一号に続き、続々と特許化案件が出ることを夢見て?おります。

これからもよろしく。