今回は少し少なめの人数だったので、じっくりやりました。
5-6人と10名以上では、やり方が変わってきますね。
今回のテーマは「ナノ粒子汚染の防止」
防止といっても、検出~ろ過、無害化などいろいろ切り口はあるわけです。
このなかのまずどれに注目するのか。(どれから、という表現が正しいかもしれません)
そこから始まります。漠然と「ナノ粒子」について考えても、何も出てきません。
何に注目するのか。
そして、既存の技術がそこにどうアプローチしているのか。概念(僕はこれをモデルといいますが)で把握することが重要です。
詳しいことは講義で話しましたので割愛しますが、予習というのはこういうことを言うのです。
まず概要を把握することは重要ですが、漠然と情報をインプットしてきても、なにも始まらないでしょう。
「ナノ粒子の汚染」「それを防止する」「どう防止できるのか(切り口)」「既存はどうやっているのか(もしくはすでにどういう事が提案されているのか」「それをモデル化するとどういう事か」
ここまで来て、自分が調べたことが「圧縮」されて頭脳に入ります。
もう一歩「そのモデルを違う方法、技術で実現することはできないか」
これをたくさんストックしておく。そうすれば、ふとした情報が答えに結びつく可能性も高くなります。
次回から、予習=「従来技術を理解してモデル化しておくこと」でお願いします。
では。