「発明塾®」へようこそ!: 「新幹線」から参加する/「息をするように」発明する ~ 発明塾第393回

2017年7月29日土曜日

「新幹線」から参加する/「息をするように」発明する ~ 発明塾第393回

今回は、楠浦の移動スケジュールの関係で、

「新幹線」

からの参加になりました。


以前も、そういうことはありましたので、特にどうのこうのは無いですが、

「歩きながら、携帯電話で参加できるようにしといて」

と、メンバーやOBOGに普段から伝え、それに向けてツールの準備を進めているのがよかった気がします。


思い返せば、発明塾開催当初(2010年)の頃は、テザリングできる端末など売っておらず、専用のWIFI端末を契約し、回線は3Gで激遅(ゲキオソ)のため、全員が発言するとダウンする・・・のような状態でした。


何が言いたいかというと

「今考えているようなことは、誰かが頑張ってくれて、すぐに実現できるようになるから、それに備えて粛々と準備してな」

ということです。


最近の技術の進化スピードは、本当に凄まじいと感じます。


発明においても

「2‐3年したら、これぐらいできるようになるから」

という風に考えていかないと、チャンスを完全に逃してしまう気がしてなりません。


「先読み」

ができないと、とても怖い時代ですが、できる人には

「便利」

な時代かもしれません。
(予測/預言したことが、すぐできるようになる時代)


(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
Amazonのプログラムを利用して画像を引用することにしました。

何かについて「上達したい」とお考えの方は
そういう視点で読むと、かなり参考になることが、
いろいろ書いてあります。
(塾長代行 小塚さん 推奨の参考図書です)



もう一つ感じたことは、

「やはり、OB・OG主導で指導したほうがよいな」

ということです。


これは、僕の

「甲斐塾」

時代の経験から来るもので、特に

「暗黙知」(身体知)

としての性格が強いものは、僕のように

「慣れ切っている人」

が教えることには、一定のデメリットがあると、最近特に感じます。


具体的に言うと、

「出来ない人が、何ができないのか、なぜできないのか」

だんだん

「肌感覚として」

わかりづらくなってくる点です。


いずれにせよ暗黙知的なものは、自身で探索的に身につけていくものなので、

「出来ない人が、何ができないのか、なぜできないのか」

は(本当のところは)理解しえないと、僕は思っています。


しかしそれでも、なんとなくの

「肌感覚」

として

「この辺かな」

というのが、以前は伝わってきていたのですが、最近はかなり注意深く観察しないと、それが分からなくなってきた気がします。


僕自身が熟達し、

「まるで、呼吸するように」

発明を生み出せるようになるにつれ、そうならざるを得ないことであり、

「トレードオフ」

なので、どうしようもないことだとは思いますが・・・。


根本的には

「より困難な課題に取り組む」

ことで解決されることはわかっています。
(自身で、”つまづき” を自覚できる)


難しいのは、そのようなニーズや課題が身の回りに存在しない、ということでしょうか・・・


正確には、課題が存在したとして、対価を払う人がいないため、ニーズとして顕在化せず、自己満足で終わってしまう点を懸念しています。


発明は、極めて社会的な活動だと僕は考えており、課題解決に対する何らかの評価が「常に」あることを前提にしています。評価がないと、それが正しい発明「方法」なのか、判断することができなくなります。
(生み出した多くの発明が常に評価され、それにより、方法が評価される)


別の言い方をすると、

「数多くの ”勝負” ができる場」(市場)

が無く発明することは、ただの技術オタクの自己満足になりかねず、それを懸念しています。
(僕は基本、技術オタクです)

投資部は、それを解決するための場になると、僕は考えていますが・・・。


現状では、OBOGの積極的な参加と協力を期待する、というに留めておきます。
(発明によっては、情報管理の問題から、難しいものも有りますので)


では、次回もよろしく。



楠浦 拝



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