「発明塾™」へようこそ!: 「テクノロジー」か「ブランド」か~ナイキ「高シェア」「高収益」の理由を探る

2016年8月5日金曜日

「テクノロジー」か「ブランド」か~ナイキ「高シェア」「高収益」の理由を探る



今回は、身近で、かつ、奥が深い「、その中でも「バスケットボールシューズ」に注目します。


学生時代にバスケットボールチームに所属していた私にとって、バスケットボールシューズは、継続的にウォッチしていきたい、「熱い」テーマの一つです。

「靴」についての「発明塾式」情報分析を通じて、「意外なつながりのある分野」の動向を含め、実にいろいろなことが見えてくることを、今後もお伝えしたいと考えています。

「一つを深堀りし、すべてを知る」

発明塾の哲学の一つです。





さて、まず簡単な自己紹介をさせていただきます。


私が最初に発明塾と出会ったのは、発明塾 塾長 である楠浦が担当していた
京都大学の講義「ものつくり演習」でした。


当時の「ものつくり演習」講義資料より



その講義で楠浦は

「発明の価値は”課題”で決まる」

つまり、

「手段ではなく、”目的”」

が、まず重要であると語っていました。


技術にとらわれず、


「そもそも、どういう課題を解決すべきなのか」


に注目し、


「その課題を解決するために、技術をどう組み合わせるか設計する」

それが、発明なのだと


最先端の技術が大好きで、そういう技術だけが発明だと思っていた当時の私にとって、まさに

「目から鱗」

でした。



その後、実際に発明に取り組んでみたくなった私は、発明塾に入塾し、現在までの5年間

✔ 環境
✔ 医療
✔ 農業

など専門知識がない領域で多くの発明を創出し、発明提案を行ってきました。




● NIKE における「Jordan」ブランド



バスケットボールシューズの話題に戻りましょう。

バスケットボールシューズの市場は、どのようになっているのでしょうか。

以下の記事が参考になります。



米国のバスケットボールシューズにおける NIKE のシェアは、95.5%(2014年)と圧倒的なようです。
NIKE は多くの NBA選手と契約し、確固たるブランドを築いています。

その中でも、特に Jordan ブランド が「高収益」の源泉のようです。また、Jordan に続くブランドの育成と拡大にも注力していく、と NIKE の IR資料に記載されています。



しかし、ブランドだけで、ここまでシェアを伸ばすことができるのでしょうか?
また、そもそも NBA の TOPプレーヤーに認められる理由は、どこにあるのでしょうか?




● NIKEの「テクノロジー」は?



NIKE が、技術的に優れている点、注力している点は、どこにあるのでしょうか?
例えば、次の記事が参考になります。




実際に NIKE のバスケットボールシューズを履いたことがある方は

✔ クッション性がよい

という感覚をもたれるのでは、ないでしょうか。



NIKE の関連特許を調べてみると、以下のような特許が見つかりました。


どうやら、「磁性流体」を用いるようです。


「NIKE x 磁性流体」といえば、以下を思い出しました。


偶然でしょうか?


され、この特許の被引用特許から、どんなことが読み取れるでしょうか?


次回は、この特許からエッジ企業 「NIKE」が注目している課題を、深堀していきます。