「発明塾®」へようこそ!: 【セミナー】情報を集め「ありきたりなフレームワーク」で検討し終えたものの何も 見いだせず、思考停止に陥ってしまう・・・そんな方へ

2016年6月6日月曜日

【セミナー】情報を集め「ありきたりなフレームワーク」で検討し終えたものの何も 見いだせず、思考停止に陥ってしまう・・・そんな方へ

以前、

「つい陥りがちな”ダメな企画”立案」~第318回報告

で、

「フレームワークを使って、アイデアを出して満足していてはだめですよ」

というお話をしました。要約すると

「フレームワークは、アイデアを捨てるためにある」

のですよ、というお話です。


詳細は、

「 ”エッジ情報” 分析とその活用」セミナー 

で取り上げますが、今回は、そこに至る経緯と「考え方のエッセンス」を、紹介いたします。


「よい商品以外、何もいらない」


「まず、アイデアを捨てる」も、発明塾で討議を繰り返す中で、生まれてきた考え方/手法の一つです。

よく、

「多くのアイデアを出せば、その中に、よいアイデアがある」

という話がされますし、僕もかつて、そのように信じていた時期があります。


「それはそうなんだけど、きりがない」
「正しいんだけど、時間が足りない」

というのが、

「塾生さんの ”至極まっとうな” 意見」

でした。

「アイデアをたくさん出す方法」
「アイデアを効率よく生み出す方法」

を、そのまま素直に実行して、よいアイデアが得られるのは、

「多くの時間を割ける人」
「もともとアイデアが多く出る、アイデアマン的な人」
「物知りな人」

を含めた、

「ある種のスーパーマン」

に限られると、経験的にわかりました。

ちなみに僕は過去、

「多くの時間を割く人」(割ける、ではなく)

に属していたと思います。その割に、パッとしないアイデアで時間切れになることが多かったのですが、発明塾の塾生さんとの対話から、

「上手く行くときは、効率よく ”アイデアと情報” を捨てている」
(発明塾において、アイデアと情報は等価です)

ことに気づかされました。

逆張り

のポイントを探す方法、と言ってもよいでしょう。

この、

「逆張りのポイント」

に早くたどり着くための手法が、

「エッジ」

であり、

「アイデア/情報を捨てる技術」

です。


「”エッジ情報” 分析とその活用」セミナー

でぜひ、お会いしましょう。


楠浦 拝