「発明塾®」へようこそ!: 「孫さん!”Pepper”は売れるのか?”食品流通”に学び、ロボットとロボットビジネスを再発明する!」~立命館大学「発明講義」第六回

2014年11月2日日曜日

「孫さん!”Pepper”は売れるのか?”食品流通”に学び、ロボットとロボットビジネスを再発明する!」~立命館大学「発明講義」第六回

ここまでの講義では、主に

「インクジェットプリンターのビジネスモデル」
「食品、流通系のビジネスモデル」

について、実際の商品と関連特許から学びました。


特に、ある食品系企業が出願し、権利化されている

「販売管理システム」

の特許に注目し、

「なぜこの仕組みで儲かるのか」
「どこを押さえれば勝てるのか」

を、議論しました。議論の詳細は、後日こちらで紹介いたします。


今回は、各自のテーマで「実際に、その場で発明を創出しながら、特許まで練り上げていく」作業の、初回となります。

せっかく「ロボティクス学科」の学生さんがおられますので、

「ロボットビジネスの再発明」

に取り組むことにしました。


議論を進めるうちに、何名かの口から、

「Pepper」(ソフトバンクが最近販売を始めたロボット)

の名前が上がりましたので、お題を、

「Pepperくんを、一家に一台普及させるためには、どのような”発明”を行えばよいか」

にしました。


TRIZは、発明塾でも「必須科目」の一つです。
「使い時を、間違えなければ」非常に切れる、
とても良い発明ツールです。
「使い時」が重要ですが・・・
実は、ARIZの方が、使い勝手はいいですが・・・


議論のポイントはいくつかありますが、学生さんが指摘してくれたように、

「1台10万円を切らないと、普及しないだろう」

のような、

「可処分所得問題」

も考慮し、

「安く普及させる仕組み=無力化問題」

を設定し、解くことが必要になります。


はい、知財戦略の出番ですね。楠浦がその場で、

「一つ発明をして見せ」

ました。皆さんの目が急に「キラキラ☆」し始めたのが、僕にとってはとても印象的でした。

「目の前で発明が”紡ぎだされる”のを、目の当たりにした学生さん」

は、必ず発明できるようになります。


次回以降、自分で発明を創出してもらいます!

よろしく!!