「インクジェットプリンターのビジネスモデル」
「食品、流通系のビジネスモデル」
について、実際の商品と関連特許から学びました。
特に、ある食品系企業が出願し、権利化されている
「販売管理システム」
の特許に注目し、
「なぜこの仕組みで儲かるのか」
「どこを押さえれば勝てるのか」
を、議論しました。議論の詳細は、後日こちらで紹介いたします。
今回は、各自のテーマで「実際に、その場で発明を創出しながら、特許まで練り上げていく」作業の、初回となります。
せっかく「ロボティクス学科」の学生さんがおられますので、
「ロボットビジネスの再発明」
に取り組むことにしました。
議論を進めるうちに、何名かの口から、
「Pepper」(ソフトバンクが最近販売を始めたロボット)
の名前が上がりましたので、お題を、
「Pepperくんを、一家に一台普及させるためには、どのような”発明”を行えばよいか」
にしました。
TRIZは、発明塾でも「必須科目」の一つです。
「使い時を、間違えなければ」非常に切れる、
とても良い発明ツールです。
「使い時」が重要ですが・・・
実は、ARIZの方が、使い勝手はいいですが・・・
議論のポイントはいくつかありますが、学生さんが指摘してくれたように、
「1台10万円を切らないと、普及しないだろう」
のような、
「可処分所得問題」
も考慮し、
「安く普及させる仕組み=無力化問題」
を設定し、解くことが必要になります。
はい、知財戦略の出番ですね。楠浦がその場で、
「一つ発明をして見せ」
ました。皆さんの目が急に「キラキラ☆」し始めたのが、僕にとってはとても印象的でした。
「目の前で発明が”紡ぎだされる”のを、目の当たりにした学生さん」
は、必ず発明できるようになります。
次回以降、自分で発明を創出してもらいます!
よろしく!!