「”京大発”技術シーズを実用化しよう!」
の掛け声の下、11月の「発想法セミナー」が無事開催されました。
今回の技術シーズは「超撥水・超撥油性を持つ、マシュマロゲル」でした!
発明塾で継続的に寄付活動をしている、京都大学理学部の「とてもユニークな」研究成果です!
当日の様子です!
【塾生さんからの報告】
今回の発想法セミナーで出た、切り口とその理由です。
もうちょっとで、ブレークスルーを起こせそうなところまで、切り口は出てきていると思います。
効果的な言い換えからブレークスルーが起きることが多いので、効果的な言い換え、切り口あれば、コメントしてもらえるとうれしいです。
・UI(ユーザーインターフェース)
「汚れない」という特徴は、「洗濯できる」と言い換えるべき
⇒洗えるユーザーインターフェース
⇒子供向けにいいかも
・ウェアラブル
撥水×撥油を生かせる。
多孔質なので、通気性がある。
柔軟なので、追従性ある。
・圧電式センサをマシュマロゲルの中に埋め込み、その塊を物の一部などに、はめ込むようにする(IOTのイメージ)。
圧電なので、変位があれば、発電する(電源いらない)
⇒ハーベスティングと相性がいい
⇒センサを、常時接続する必要がない
・ベンチ、バイクの座席、お風呂に使う
汚れる + 水に濡れるsituationで、柔軟という特徴を生かせる場所。
・エレクトロニクスと組み合わせる
水に濡れたくない + 柔軟性(フレキシブル・エレクトロニクスと相性がいい)を生かせる。
議論の流れとしては、いい技術の競合を見つけて、マシュマロゲルの強みを明確にし、狙いどころを見つける途中で時間切れになってしまいました。
次回は、12月20日です!