また、事前討議にて、塾OBの発明について、
「価値を最大化する」
ための知財戦略について、討議しました。
1.「マシンビジョン」は今後どうなるのか?
前回までの討議、調査を踏まえて、今後マシンビジョン技術の適用と著しい進展が見込める分野を、各自調査し、ベンチマークすべき特許/出願人/発明者/研究機関などをピックアップしてきてもらいました。
この分野、自動車の自動運転や、建設機械/土木作業の自動化という観点で、多くの技術開発が既になされています。
例えば、日立建機から、以下のような3次元形状把握に関する、マシンビジョンの特許が出ています。作業機で作業するにあたり、現場/作業対象の立体形状把握は必須です。
特開 2010-66117 「作業機械のステレオ画像処理装置」
今後も、この分野では確実に技術開発がすすめられ、建設土木作業の自動化が進展していくのは確実でしょう。
我々は、
「その先」
を見据えて、異なる分野での本技術の進化を予測し、発明創出を試みました。その経緯は、今後「発明塾講義(無料)」で配信予定です。
初学者の方に関心を持っていただくための
弊社通称 「知財冊子」
朝日新聞様にご協力いただき、毎年発行しております。
弊社サービスを活用いただいているところへ
配布させて頂いております。
古いものも、通しで見ると結構参考になります。
(写真は2011年度版)
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2.塾OBの発明
前回の討議を踏まえ、
「何をオープンにして、何をクローズにするか」
(OPEN/CLOSED戦略)
について、事前討議で議論、というか説明しました。
現状では、
「ある特性は良くなっているが、他の特性に課題がある」
という状態です。
研究としてはGoodですが、発明としては、まだまだですね。
今後、そのトレードオフの解決まで含めた発明を、新たに創出することになります。