さて今回は、冒頭で「技術進化と発明」について、講義(討議?)を行いました。
最新の発明理論、といえるかもしれません。海外の発明家から「Propheting」と評価を受ける発明を、テーマごとに「必ず」出すための思考法が、「技術進化」における「システムと要素技術の関係」です。
発明家は、求められる発明を、その場で素早く「必ず」出すことが求められます。僕自身、そういう状況で鍛えられ、その中で現在「発明塾式」としてまとめている各種手法を編み出し、発明に関する「哲学」を固めて来ました。
毎回の発明討議を通じて、これら手法と「哲学」をしっかり身につけて、発明はもちろん、インパクトの有る研究テーマの発掘、新規事業テーマや起業ネタの探索に使ってください。すべて肝は同じです。「発明塾式」発想法は、単なるアイデア出しではなく、頭脳のレバレッジ法であり、研究のROIを極大化させる手法です。
その後、発明提案書(SR)のブラッシュアップ討議を行いました。自分の発明を「的確に伝える」ためにはそれなりのルールを守って書く、トレーニングが必要です。
今回は、いくつかのチェックポイントと「英作文型」文章ブラッシュアップ法、を紹介しました。いずれも、僕自身が仕事で文章を書く時や、他メンバーの日本語をチェックする時に使っている手法です。
学生さんにもわかりやすく、すぐに身につく手法だと思います。論理的な日本語の文章がスラスラ書けないと、仕事で全く使いものになりませんので、学生時代にしっかりと「書く」訓練をしておきましょう。
ついでに「英語も上手くなる」という、画期的な訓練法です(笑
次回は、8月以降のアイデアコンテストの準備の日です。しっかり討議できるように、事前準備をよろしく。
では!