第134回も無事終了しました。
今回は、ある塾生発明提案書の論理展開(ロジック)の確認、および、先行技術の分析を行いました。発明提案書は、A4で20枚程度になるわけですから、論理が破綻していては、誰にも読んでもらえません。評価以前の問題です。
日本への特許出願の重要性は益々低下していますから、最初から英語圏への出願を視野に入れて、「英語にしてもおかしくないような、接続詞、因果関係の明示」を、行なっておきましょう。
3時間の討議時間中、集中力を切らすこと無く発明や討議に没頭することも、非常に重要です。体力不足は問題外ですが、他人の発明なのでと、他人事で臨むのは時間の無駄です。
「必ず場に貢献する」
これが、発明塾に参加する人の義務です。それではじめて、学ぶ権利が得られます(注1)。
また、その日のうちに参加した議論を、自分なりに消化し、まとめておくことも重要です。
「寝て起きたら別人」
70%以上忘れます。
今回、ある塾生が「先行技術の分析」の重要性を痛感し、僕が分析してみせたある特許の内容を、余さずメモにしてくれました(注2)。僕がいつも用いる手法を、繰り返し訓練して身につければ、またく初めての分野でも、自由に発明を生み出すことができます(注3)。
メモを見て、彼の意欲と能力がわかりました。
今後の活躍に期待したいと思います。
では。
※ 注1) 「7つの習慣」主体性を発揮する、参照。
※ 注2) 「発明塾式」先行技術分析法、による。
※ 注3) 塾生が証明してくれています。