「発明塾®」へようこそ!: 月例ブレスト~「国際標準化と事業戦略」を発明に応用する

2013年4月2日火曜日

月例ブレスト~「国際標準化と事業戦略」を発明に応用する

 本日は、弊社の月例ブレストでした。いつものように、ある技術を取り上げ、コアになる発明を創出する作業を行いました。

 今回は、弊社のメルマガで取り上げている、小川先生の「国際標準化と事業戦略」に基づいて、発明を整理し、更に発展させる作業を行いました。詳細は発明塾で取り上げますが、いくつか気づきがありました(小川先生の本の、復習といえばそれまでですが)。


①物理的な境界は、必ずしも製品の境界にはならない。

②インターフェース/インタラクションがアナログな部分を分けることは、知の流出につながる。OPEN-CLOSEの議論は、この部分をめぐるバリューチェーン上のプレーヤーの綱引きである。
③製品の境界、事業の境界をどう定義するかが、本質的な問題である(収益モデルが根本的に変わる)。

プリンター/コピー機しかり、PCしかり、アナログ/デジタル携帯電話しかり。


 今回はさらに、これを「時間的に変遷」させることで収益を確保するモデルを検討し、必要な権利をデザインしました。


今後も、実際に発明を創出しながら、「発明塾式発明法」を深めて行きたいと思います。


ではでは。


こういった、経営学からのアプローチを
知財と標準化の視点で切り直すと、
とても面白い。それができるメンバーが、
「発明塾」学生として在籍しているのが、
また面白い


※ 月例の「社内ブレスト」については、例えば以下参照。


・「塾長の部屋(10)~毎月行う「社内ブレスト」でわかったこと」

http://edison-univ.blogspot.jp/2012/09/blog-post_12.html