2013年4月11日木曜日

発明塾京都第126回開催報告

今回が、実質上2013年度の一回目、つまり初動の日でした。

・今年のスケジュール(感)
・今年の方針
・この3ヶ月のTheme

を討議し、Themeに関する情報分析とちょっとした演習を行いました。


昨年の反省(塾生自身の)から、今年は情報分析①に力を入れます。

また、これも反省(僕自身)から、「やや構造化された状況での運営」②に変更します。


①情報分析
検索能力と、分析能力の向上と駆使。普通の企業でやっている程度の、特許情報分析と徹底した先行技術のベンチマークによるブレークスルー、を行います。
巨人の肩に、しっかり乗りましょう。

すでに塾内で共有していますが、

・「特許調査における桐山流発想法」桐山

・酒井美里氏のブログ
http://blog.1smartworks.com/2012/07/1.html#more

ぐらいは読んでおきましょう。いずれもサーチャー(情報検索のプロ)として、有名な方々です。テクを盗みましょう。

既に数名の塾生さんが、米国特許を徹底的に分析(パテントマップ作成)し始めていることが、非常に頼もしい。特許(情報)は「弱者のツール」です。徹底的に使いましょう。タダですし。


②「構造化された状況」
実は僕自身は、この「構造化された状況」が、とても嫌いです。マズローが「完全なる経営」で述べているように、

「非構造的な状況こそが、各自の創造性を最大限引き出す」

ことは、既にわかっていますから。しかし、マズローは同じ部分で、

「その分野において、十分な熱意や能力が持てない人間は、そのことを早々に知ることになる」

と述べています。彼はこれを

「時間を無駄にしないという意味で、良いことである。他の、興味が持てて、能力が発揮できることに取り組むべきである」

として、ポジティブに捉えている。僕も、基本的にこの意見に賛成である。

ただ、彼は同時に「十分成熟した社会」においてのみ、成り立つ法則である、とも指摘している。残念ながら、少なくとも日本の大学生は、十分に成熟したとは言いがたい状況に生きている。

一方、他の所でマズローは、

「教育は、組織においてこそ、なされるものである」

とも述べている。ここから先は、僕の理論である。

・組織を使うことで、上手く構造化された状況を作り出し、各自の創造性を十分に高めることができる

特にここ数年、塾や会社の運営において、最も注意を払ってきた部分であり、自分としては、ある程度の成果が出ていると思っている。

僕自身は、高校生の時から元々教育を一つの仕事として目指してきたわけですが、マズローの理論の理解、経営者としての経験、発明という仕事との出会い(発明家!)、により、

「創造性を引き出すための方法論」

の核心に迫りつつ在ると、日々感じています。今年はそれの総仕上げ、になる気がしています。

僕がなぜ、昔から「教育」を志してきたのか、は、また回を改めて。