ついに第90回となりました。
今回は、3名のアイデアについて取り上げました。また、そのうち1名のアイデアについては、先行技術を理解するための手法について、講義・演習として取り上げました。皆さん「権利情報を技術情報に変換する能力」が身について来ましたね。
他、講義では各種発想法を僕なりに解釈し、整理したものを伝えました。次回も、とある発想法を取り上げます。内容が本格的になってきて、あまり書くことが無くなって来たのですが。。。
では、次回も宜しく。
「世界的規模の課題解決に取り組む」学生と共に、2010年に設立しました。
今後も、「未来予測」「発明」「投資」を通じ、世界的規模の課題解決へに取り組み、継続的に有為な人材を輩出することを目指します。
(「発明塾」は、運営元であるTechnoProducer株式会社の登録商標です)
2012年6月28日木曜日
2012年6月21日木曜日
発明塾京都第89回開催報告
@京都第89回も無事終了しました。今回も、上級編のあと、講義、討議を行いました。
講義は、先行技術を理解する、ための手法について演習を行いました。丸島本で言うところの「権利情報を、技術情報に変換する」です。これが出来ないと、先行技術を理解できたことにならないので、最初は時間をかけても構わないので、完全に理解できるまで取り組みましょう。
またその後、3名のアイデアについて討議を行いました。しっかり仕上げてください。
では、また次回。
講義は、先行技術を理解する、ための手法について演習を行いました。丸島本で言うところの「権利情報を、技術情報に変換する」です。これが出来ないと、先行技術を理解できたことにならないので、最初は時間をかけても構わないので、完全に理解できるまで取り組みましょう。
またその後、3名のアイデアについて討議を行いました。しっかり仕上げてください。
では、また次回。
2012年6月16日土曜日
立命館大学・大学院での講義について(2012年度)
発明塾にも関連のあることですので、備忘録として記しておきます。なんせ僕はすぐに忘れるので(笑
・発想法講義(講義名は「マーケティング・リサーチ」:理工学部、情報理工学部等が対象)
発明塾で行なっている手法の入り口を、体験的に学んでもらう講義になっています。1.5時間×15回では、ごく入り口の部分しか教えられませんが、「調べるということ」「論理的思考」「仮説と検証」「発想の技法」「特許に関する基礎知識」を学んでもらっています。
Grワークと2回の発表で「考える」ためのツールを体験してもらいます。
・企業の事業戦略に関するケーススタディ(講義名は「先端科学技術とビジネス」:MOT大学院)
情報調査に基づく事前レポートの内容(前提条件に関する仮説と、問題点に関する仮説)を、講演内容と質疑応答によって検証し、それに基づいて「今後どうすべきか」に関するアイデア出し(仮説立案)を行い、一つ一つ検証し、事後レポートにおいてベストなものを提案する、という一連の流れで、「経営者の視点(なら、これからどうするんだ)」に応える力を身につけてもらうことが、一つの目的です。
単なる思いつき、評論家的な批評、感想はNGです。「ならどうするんだ」に答えるのが経営です。経営者の視点を持つ、ことを意識してもらいます。企業では評論家は必要とされません。会議で、感想も求められません。そんな時間はありません。
正しい考え方を身につけ、常にベストの答えを目指す。正しく考えられなければ、「常に正しい答え」を出すことは出来ません。たまたま、はあり得るが、それは科学ではない。科学とは、法則を見出し、活用することです。
経営を科学し、科学的な経営を出来る人材を輩出するのがMBAでMOTの存在意義であるならば、上記の視点は、会計や知財などの個別論の知識と同様、いや、それ以上に重要なことです。
・発想法講義(講義名は「マーケティング・リサーチ」:理工学部、情報理工学部等が対象)
発明塾で行なっている手法の入り口を、体験的に学んでもらう講義になっています。1.5時間×15回では、ごく入り口の部分しか教えられませんが、「調べるということ」「論理的思考」「仮説と検証」「発想の技法」「特許に関する基礎知識」を学んでもらっています。
Grワークと2回の発表で「考える」ためのツールを体験してもらいます。
・企業の事業戦略に関するケーススタディ(講義名は「先端科学技術とビジネス」:MOT大学院)
情報調査に基づく事前レポートの内容(前提条件に関する仮説と、問題点に関する仮説)を、講演内容と質疑応答によって検証し、それに基づいて「今後どうすべきか」に関するアイデア出し(仮説立案)を行い、一つ一つ検証し、事後レポートにおいてベストなものを提案する、という一連の流れで、「経営者の視点(なら、これからどうするんだ)」に応える力を身につけてもらうことが、一つの目的です。
単なる思いつき、評論家的な批評、感想はNGです。「ならどうするんだ」に答えるのが経営です。経営者の視点を持つ、ことを意識してもらいます。企業では評論家は必要とされません。会議で、感想も求められません。そんな時間はありません。
正しい考え方を身につけ、常にベストの答えを目指す。正しく考えられなければ、「常に正しい答え」を出すことは出来ません。たまたま、はあり得るが、それは科学ではない。科学とは、法則を見出し、活用することです。
経営を科学し、科学的な経営を出来る人材を輩出するのがMBAでMOTの存在意義であるならば、上記の視点は、会計や知財などの個別論の知識と同様、いや、それ以上に重要なことです。
2012年6月14日木曜日
発明塾京都第88回開催報告
第88回も無事終了しました。今回は、2名の塾生のアイデア討議と、発明に関する本について、楠浦が整理した結果を話しました。
実は、お客様から教えていただいた本なので、まだ広く紹介はしていません。私自身、ゆっくりとこの本を味わってから、機会を改めてご紹介したいと思います。現在、何度か読み返しておりますが、発明に関する本の中では、ピカイチの本だと感じています。
発明討議の方は、先行技術の読み方と発明提案書のレビューを行いました。いずれも論理的思考のおさらい、という感じでしょうか。
先行技術の読み方に関しては、「権利情報を技術情報に変換する」という、丸島流を私自身が独自に解釈した方法論のトレーニングにもなっています。これができて初めて、「特許が読めている」事になると思います。このあたりも、後日、セミナーなどで徐々に公開していきたいと思います。
では、次回も宜しく。
実は、お客様から教えていただいた本なので、まだ広く紹介はしていません。私自身、ゆっくりとこの本を味わってから、機会を改めてご紹介したいと思います。現在、何度か読み返しておりますが、発明に関する本の中では、ピカイチの本だと感じています。
発明討議の方は、先行技術の読み方と発明提案書のレビューを行いました。いずれも論理的思考のおさらい、という感じでしょうか。
先行技術の読み方に関しては、「権利情報を技術情報に変換する」という、丸島流を私自身が独自に解釈した方法論のトレーニングにもなっています。これができて初めて、「特許が読めている」事になると思います。このあたりも、後日、セミナーなどで徐々に公開していきたいと思います。
では、次回も宜しく。
2012年6月7日木曜日
発明塾京都第87回開催報告
第87回も無事終了しました。
今回も、上級~講義~各自のアイデア討議と進めました。
上級編では、これまでの討議を踏まえた新しいアイデアについて、スケッチを各自に書いてもらい、更に具体化を進めました。(結局は、再度コンセプトの位置づけを考えなおすことになりましたが。)今回は、マーケットを意識して、具体化→競合の定義、というプロセスで深めました。
講義は、今回で根幹となる内容は終了しました。これまで、集中講義でも「発想法のコアな部分」については触れていませんでしたが(時間がなさすぎて触れられない)、一連の講義で一通りをまとめることができたのは、発明塾としても大きかったと思います。実際に、発明のレベルが目に見えて上がっていますので。
次回の講義からは、もう少しテクニック論的な、周辺の「スキル」を説明します。同時に、コアなスキルについても復習を進めます。
講義の成果、という意味では、アイデア討議でも素晴らしい進展がありました。頭脳と知を武器にできる人材が成果を出しながら学ぶ、今後も発明塾は活動を続けます。
今回も、上級~講義~各自のアイデア討議と進めました。
上級編では、これまでの討議を踏まえた新しいアイデアについて、スケッチを各自に書いてもらい、更に具体化を進めました。(結局は、再度コンセプトの位置づけを考えなおすことになりましたが。)今回は、マーケットを意識して、具体化→競合の定義、というプロセスで深めました。
講義は、今回で根幹となる内容は終了しました。これまで、集中講義でも「発想法のコアな部分」については触れていませんでしたが(時間がなさすぎて触れられない)、一連の講義で一通りをまとめることができたのは、発明塾としても大きかったと思います。実際に、発明のレベルが目に見えて上がっていますので。
次回の講義からは、もう少しテクニック論的な、周辺の「スキル」を説明します。同時に、コアなスキルについても復習を進めます。
講義の成果、という意味では、アイデア討議でも素晴らしい進展がありました。頭脳と知を武器にできる人材が成果を出しながら学ぶ、今後も発明塾は活動を続けます。
2012年6月1日金曜日
発明塾京都第86回開催報告
第86回も無事終了しました。
今回は、17:00-の上級編で非常に面白いアイデアが出ました。居合わせた人は、発明がどのようにして生まれるか、を実感できたと思います。次回、プロトタイピングがわりに、ポンチ絵を作成して討議しましょう。
また、本編の講義では「発明のタイプ」について説明しました。一部演習を課題として残しましたので、次回やってきてください。
では。
今回は、17:00-の上級編で非常に面白いアイデアが出ました。居合わせた人は、発明がどのようにして生まれるか、を実感できたと思います。次回、プロトタイピングがわりに、ポンチ絵を作成して討議しましょう。
また、本編の講義では「発明のタイプ」について説明しました。一部演習を課題として残しましたので、次回やってきてください。
では。
2012年5月24日木曜日
発明塾京都第85回開催報告
第85回も無事終了しました。今回も、冒頭に講義を行い、その後各自のアイデアについて討議としました。
講義では、発明のタイプについて、前回とは違う角度から話をしました。僕がよく言う「物理屋か生物屋か」というところの議論です。これまでに、3つぐらいの角度から、発明のタイプについて話しました。各自自分の強味と弱味を認識して、周りのメンバーと相互補完し、また自分の得意な手法を中心に、発明活動に取り組んでもらえればと思います。
ちなみに僕自身は、どちらのタイプもできるようになりましたが、元々は「物理屋」タイプです。今でも若干の偏りはあると思います。
では、次回もよろしく。
講義では、発明のタイプについて、前回とは違う角度から話をしました。僕がよく言う「物理屋か生物屋か」というところの議論です。これまでに、3つぐらいの角度から、発明のタイプについて話しました。各自自分の強味と弱味を認識して、周りのメンバーと相互補完し、また自分の得意な手法を中心に、発明活動に取り組んでもらえればと思います。
ちなみに僕自身は、どちらのタイプもできるようになりましたが、元々は「物理屋」タイプです。今でも若干の偏りはあると思います。
では、次回もよろしく。
2012年5月17日木曜日
発明塾京都第84回開催報告
第84回は6名で開催しました。いつもどおり、上級レベルの討議の後、発明に関する講義を行い、その後各自の発明について討議をしました。
今回の講義は「発明の方法には、各自に向いたやり方がある」ということです。僕自身の経験や、企業内での多くの技術者の方への指導、および塾生を見ていて、発明が出来ない理由が幾つかに絞られ、それを解消するパターンが分かりました。
また、各自の発明の討議については、テキストを配布したTRIZ(正確にはその前身のARIZ)の思考法を取り入れてくれている塾生もおり、着想として非常に面白いものが得られていました。
次回も宜しく。
今回の講義は「発明の方法には、各自に向いたやり方がある」ということです。僕自身の経験や、企業内での多くの技術者の方への指導、および塾生を見ていて、発明が出来ない理由が幾つかに絞られ、それを解消するパターンが分かりました。
また、各自の発明の討議については、テキストを配布したTRIZ(正確にはその前身のARIZ)の思考法を取り入れてくれている塾生もおり、着想として非常に面白いものが得られていました。
次回も宜しく。
2012年5月11日金曜日
本年も京都大学理学部に寄付を行います。
昨年度の実績に基づき、本年も京都大学理学部に寄付を行います。現在申請し、手続き中です。昨年、一昨年(こちらは、私の同期有志のカンパによる)と行なっているので、問題なく受理される予定です。
・「発明塾京都」「京都大学理学部への寄付」の経緯
http://www.kyoto-up.org/archives/1085
・京都大学理学部の現状
http://www.sci.kyoto-u.ac.jp/modules/tinyd0/index.php?id=5
僕自身は、様々な発明活動を通じて、「基礎科学」こそイノベーションの源泉であり、それを適切に「再発見」し、用途と意味を見出していくのが「発明塾」の意義だと考えています。一個人、一企業人、一企業の経営者、一発明家、そして一企業(TechnoProducer株式会社)として、この活動を地道に広げていきます。(それが、京都らしさ、京都大学らしさ、だと思っています。)
主旨に「共鳴」してくれる学生、それを支援したいという企業(人)も、着実に増えています。
寄付が終了しましたら、改めて報告します。関係者への御礼は、改めてその時に述べさせて頂きます。まずは、現状報告まで。
P.S.
本件、無事寄付が終了いたしました。関係の皆様に、改めまして感謝いたします。ありがとうございました。今後もご指導とご支援を、よろしくお願いします。
・「発明塾京都」「京都大学理学部への寄付」の経緯
http://www.kyoto-up.org/archives/1085
・京都大学理学部の現状
http://www.sci.kyoto-u.ac.jp/modules/tinyd0/index.php?id=5
僕自身は、様々な発明活動を通じて、「基礎科学」こそイノベーションの源泉であり、それを適切に「再発見」し、用途と意味を見出していくのが「発明塾」の意義だと考えています。一個人、一企業人、一企業の経営者、一発明家、そして一企業(TechnoProducer株式会社)として、この活動を地道に広げていきます。(それが、京都らしさ、京都大学らしさ、だと思っています。)
主旨に「共鳴」してくれる学生、それを支援したいという企業(人)も、着実に増えています。
寄付が終了しましたら、改めて報告します。関係者への御礼は、改めてその時に述べさせて頂きます。まずは、現状報告まで。
P.S.
本件、無事寄付が終了いたしました。関係の皆様に、改めまして感謝いたします。ありがとうございました。今後もご指導とご支援を、よろしくお願いします。
2012年5月10日木曜日
発明塾京都第83回開催報告
第83回も無事終了しました。今回は、冒頭の講義は「調べる」ということについて話しました。前から感じてはいましたが、やはりほとんどすべての人が「調べる」もしくは「調べた後」どうするか、というところでつまづいているようです。
今回説明した内容で、かなり整理されたのではないでしょうか。調べる、という作業にどのような目的があるのか、先行文献を見つけた上で何をすべきなのか。ぜひ今回の内容を実践してください。
調べ方、についてはまた後日取り上げます。
討議の方は、3名の発明について討議しました。提案書を書く中で、発明を整理し、構造化し、再構築することになります。着想も大切ですが、その後の論理的作業によって、発明は洗練され強化されることを考えると、提案書を書くという作業が、発明行為の一つの重要な要素になります。このあたりは、参考図書に挙げている阿刀田氏の本にも書かれています。
頭の中で漠然と考えて終わりにせず、提案書を仕上げることをひとつの目標にして、今後も発明活動に取り組んでください。その作業の中で「問題解決能力(課題解決力)」の本質的な要素である、論理的思考力、批判的思考力、表現力、技術的知識が身につきます。
では、次回も宜しく。
今回説明した内容で、かなり整理されたのではないでしょうか。調べる、という作業にどのような目的があるのか、先行文献を見つけた上で何をすべきなのか。ぜひ今回の内容を実践してください。
調べ方、についてはまた後日取り上げます。
討議の方は、3名の発明について討議しました。提案書を書く中で、発明を整理し、構造化し、再構築することになります。着想も大切ですが、その後の論理的作業によって、発明は洗練され強化されることを考えると、提案書を書くという作業が、発明行為の一つの重要な要素になります。このあたりは、参考図書に挙げている阿刀田氏の本にも書かれています。
頭の中で漠然と考えて終わりにせず、提案書を仕上げることをひとつの目標にして、今後も発明活動に取り組んでください。その作業の中で「問題解決能力(課題解決力)」の本質的な要素である、論理的思考力、批判的思考力、表現力、技術的知識が身につきます。
では、次回も宜しく。
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