2017年1月15日日曜日

発明塾の「原点」を振り返る(1)~英語科講師時代の仕事/発明塾第359回

今回は、発明討議でした。

依頼いただいた企業様に、よいアイデアが提案できるよう、進めて下さい。

今のペースで、大丈夫ですか?

今回話した点は、2点です。


✔ まず一度、詰めてみる(入り口を舐めて終わらない)

✔ 詰めたところで、「強み」を確認する

結局、具体化しなければ強みは見えてきません。


e発明塾「課題解決思考(1)」のワークシートに、しっかり記入してきて下さい。



さて、今日は少し、過去を振り返ってみましょう。


以前、京都で集まって開催していたときは、休憩時間、終了後、あるいは、帰路や開始前の個別面談で、いろいろな話をすることが出来ましたが、現状は、討議「しか」行うことができない環境のため、Blogでいろいろなことを伝えていきたいと思います。もちろん、たまには忘年会などで、いろいろな話ができればと考えますが・・・。


第316回/@東京忘年会報告~「健全な自己否定」が発明を生む

@京都へ~2015年を振り返って

初期のメンバーは度々話を聞いていると思いますが、発明塾の運営にあたり、僕が一つのモデルとしているのは、僕が高校時代に学び、また、大学時代に英語を教えていた、とある学習塾です。


✔ 教材、テストなど、必要なものは、すべて自身で開発

✔ 卒業生が教える
✔ OBOGが、毎週遊びに来る

・・・という、ちょっと変わった塾です。上記にないことも含め、発明塾の


「原点」


になることを、いくつか取り上げておきましょう。



Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
「まともなことを言い続けると、最終的に仲間は残る」
たしかに、経験上そんな気がします。
一般化は、できませんが。


● 先行例を徹底研究した上で、教材/ツールを「ゼロベース」で開発


当時僕は、自身で教材を開発するにあたり


「出版されている、良いと言われる教材を片っ端から入手」


し、徹底的に研究しました。*

(予備校時代のテキストも、随分役に立ちました)

今の


「徹底的に先行例を調査しましょう」


という発明塾のスタンスは、僕の


「仕事に対する姿勢」


そのものであることを、理解してもらえればと思います。


つまり、発明塾で教えているのは、発明でも投資でもなく


「仕事とは?」


ということなのです。


これは、先日の京都の忘年会でも、OBの一人が


「楠浦さんが仰っていたことが、なんとなくわかってきました」


と言っていたことからも、わかると思います。


また、講義後に「講義の振り返り」を行い、それを踏まえ教材をすぐに改良し、翌年再度見直した上で、利用していました。発明塾で重視する


「振り返り」(Reflection)


の習慣も、ここで養われたものです。



● 「添削」指導


科目にもよりますが、多くの講師が、添削指導を重視していました。


英語のような、


「答えが一つではない」


ことを教える上で、


「添削」


は、非常に有効なツールだと、僕は感じていました。


「回答例」


は、一つの例にしか過ぎないからです。


ジェフ・ベゾスからの手紙(Amazon の IR 資料)


で取り上げたように、極論すると、解釈次第でどのようにでも訳せてしまう部分があります。


「添削」


という形で、各自の思考に沿って、妥当な答えにたどり着いてもらえるように、修正していく。


添削と言うよりは


「対話」


に近いイメージを、僕は持っていました。


そして、


「問い」


で、ある程度の道筋をつけてあげる。これは、


「設問」(出題段階)

「添削」(回答への対応)

両方の段階で、用いていました。



よく考えると、この2つは、今の発明塾のスタイルそのものであり、中核をなす考え方/手法ですね。



「発明を”育成”する、育てる」


のは、数多くの英文和訳/和文英訳の添削指導で身に染み付いた考え方が、自然に表れているだけ、だったようです。



このように


「なぜ発明塾は、今、このように運営されているのか」


原点や歴史を知ってもらう機会は、今後も設けたいと思います。



【宿題】

以下の商品を、リバってきてください(「リバる」演習)。討議冒頭で、取り上げたいと思います。

「折りたたみ電動スクーター」
売れない時代に、UPQのバイクが好調な理由 を参照



* 弊社のe発明塾も、「横のものを縦にする」ような作り方ではなく、ゼロから僕自身が考え、作り込んでいるのは、同じポリシーによるものだからです。




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