「ちょうど、仕事でそういう状況に遭遇している」
「新規事業を立ち上げるときに、よくある構図ですよね」
という声が出ていました。
皆さんが普段取り組んでいることは、仕事ですぐに必要になる内容である、ということでしょう。
今回は、「若手の技術者」の方が多かったせいか、知財に限らず、仕事の話や、キャリアに関する話も出ていました。
僕がいつも、塾を卒業する学生さんに勧めている本を、再掲しておきます。いずれ皆さん、上司になられるのですから、「上司の哲学」もセットで読んでおかれると、よいでしょう。
「一番困るのは、何をやっているのかわからない部下」
「能ある鷹は、爪を出すべき(本田宗一郎)」
など、社会人になるにあたり、
知っておいた方がよいことばかりです
懇親会で一番多かった質問は、
「なんで、独立しようと思われたのですか?」
でした。
僕の答えは、いつもと同じで、
「独立しようと思った憶えは、これまで一度もないのですが・・・」
でした。
皆さん「???」だったと思いますが、事実なので、仕方ありません。きっと皆さん、
「独立して、自分の夢を実現するぜ!」
みたいな、威勢のいい話を期待しておられたのでしょうから、申し訳ないことをしました。
僕は常に、
「今、自分に求められていることを、全力で行う」
ことだけに、集中してきました。これからも、それは変わらないでしょう。
「自分に課せられた責任を、果たし続ける」
ことでしか、道は拓けないと思っています。
また、
「自分に課せられた責任を、自分の中に落とし込んでいく(内在化、内面化)」
ことで、自分と周囲を一致させていくのが、上に立つ者のあるべき姿だとも、思っています。
マズローの言う「B価値」「ゲシュタルト性向」も、この考え方に大きく関係してくるでしょう。
続きは、また!
※ 注) 京都大学工学部機械系のOB会組織。僕が機械系の講義を一部担当している関係で、数名の機械系の学生さんが常に、塾に在籍してくれています。