「発明塾®」へようこそ!: 発明塾京都第60回開催報告

2011年10月27日木曜日

発明塾京都第60回開催報告

今回は9名で開催しました。事前の個別討議で、あるトピックについていかに集中して考えるか、がテーマとなったため、発明塾でも取り上げました。

ある程度慣れれば、いわゆる「自由に考える」ことは難しいことではありません。難しいのは、ある制約条件の中で、隅々まで考えることです。僕は、実は「自由に考える」というのは、枠の中で隅々まで考えることだ、と思っています。

今日は、考えるための制約条件(ある普遍的な概念)をどうやって生み出すのか、そこから離れずに考えることをひたすらやりました。やはり皆、すぐに自分の興味で離れていくのですが、これをコントロール出来ないと成果は出ません。しっかり訓練してください。

次回までに、今回の「制約条件」の中でしっかり考えてきてください。

できるだけ人が気づいてないことについて、自分だけが知るには、どうすればいいのか。

これも一つの命題です。

制約条件、アイデア、仮説。

これらを必ず作り、それを証明するための作業を行う。

このようにして「考える」ことを、終わりのある「作業」に落としこんでください。

次週もよろしく。