「発明塾®」へようこそ!: 発明塾京都 第47回開催報告

2011年7月21日木曜日

発明塾京都 第47回開催報告

今回は試験期間中ということで、少人数での開催となりました。

いつものとおり、人数が少ない時ほどいい発明が出て、しかも進むというパターンで、なかなか面白い発明がでました。要素技術もほぼ時間内に調べつくして、あとは書くだけ、という段階まで仕上がりました。

ある程度集中すれば、3時間程度でひとつの発明が仕上がってしまう、という良い事例だったと思います。居合わせた人は協力ありがとうございました。SRレベルまで具体化しているので、今回は共有しません。

発明がなかなか出ない人の大半に共通する点の一つは、「決められない」ことです。どのアイデア(切り口)がいいのか。調べては悩み、悩んでは調べる。これはこれで重要ですが、ある程度詰めないと、ほんとうの意味での発明(発明の本質)が把握できないため、「ここ」と決めて頭脳を投下する事が重要です。

大抵の人は「早くあきらめすぎ」です。
(ちなみにもうひとつは、論理的思考による詰め:検証・論証、ができないこと。)

この辺は、経営と同じなので、この感覚を大学時代に掴んでもらうと、あとの伸びが違うと思います。勿論研究でも同じだと思います、浅い考察や、ありきたりの実験を少しやってはまた違うテーマ、とやっていてはいつまでたってもブレークスルーできません。

でもこれは、実際に成功して実感する以外に、習得方法はないんですよね。

なので、発明のように、結果を出すのに実験やらお金やらがいらないプロセスの中で繰り返し訓練することで、早く習得できればいいのではないか、というのが、発明塾の狙いの一つでもあります。会社2つ3つ潰さないと勉強できないのでは、あまりにも不幸ですからね。。。

では、次回も宜しく。