「発明塾®」へようこそ!: 先行例との「差分」で本質を考える/発明の名称を考える~発明塾第406回/発明塾第407回(投資部第31回)

2017年11月26日日曜日

先行例との「差分」で本質を考える/発明の名称を考える~発明塾第406回/発明塾第407回(投資部第31回)

発明塾アイデア討議、および、投資部参加の皆様、お疲れ様でした。

アイデア討議では、これまでの続きで

・ ブロックチェーン技術
・ 動きをセンシングする技術

について、討議を行ないました。

発明の本質について考えてみる上で、

「名前を付けてみる」

ことは、非常に大切な作業だと僕は考えています。

・ これまでにない、何がある発明なのか
・ 要するに、どういうものなのか

を、限られた文字数で、初めて見る人に分かりやすく表現しようとすると、本質が何か、見えてきます。

また、繰り返しですが、(エッジな)先行例が見つかったところから

「先行例(先行技術)と、自身のアイデア/目指しているところ、との差分」

に注目し、

「何を変え、何を変えるべきでないか」

を、

「自身が考えている発明の固有性」
(今回は、Situ/シチュエーション* の固有性)

にもとづき考えることが、重要です。

そのためには、

・ 先行例のSitu/シチュエーション
・ 自身がアイデアを出したいSitu/シチュエーション

について、物理や化学などの理論も含め、理解しておく必要があります。

(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
どんなものにも、「理論」(理屈)がある。
そう思っておいて、まず理論を調べに行く。
そこから始める。


これらの理解がないと

「なんか、ごちゃごちゃとした発明」

になってしまいます。
(小学校の工作的発明、と呼ぶことがあります)


投資部の方では、持ち込みにもとづいて討議を行いました。

今後、社会がどのように変化していくか、その先読みも投資部で継続的に行っていきたいと考えています。

その中で

「よい手を打てている」
「よい手を打てる」

企業を探し、戦略を見抜き、評価する。

そんな風に、進めていきたいですね。

また、個人的には、そもそも討議開始以来取り上げた企業が、

「その後どれぐらい、業績を伸ばしているか」

が非常に気になっています。

次回はリアル討議とし、忘年会もかねて、振り返りを行いたいと考えています。

また、告知いたします。

では。


楠浦 拝

*「Situ/シチュエーション」は、TechnoProducer株式会社の登録商標です。



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