今週の討議も、無事終了しました。
お疲れ様でした。
今回は、
・ ブロックチェーン
・ 体の動きをセンシングする技術
の討議になりました。
次回に向け、発明提案書(Solution Report)の作成を、お願いします。
さて今週は、京大チャレンジコンテストでの講演がありましたので、その報告をさせていただきます。
● 「挑戦」が人を育てる
これは、私の講演タイトルです。今回、京大生チャレンジコンテストに採択された学生の方々へのメッセージを、ということでこのようなものにさせていただきました。
「SPEC:Student Projects for Enhancing
Creativity」
と訳されており、チャレンジという言葉の裏に
「創造性」
を伸ばすための取り組み、という意図があると、私は認識しました。
発明塾の主旨とも近く、相性がよい取り組みだと感じました。
学生の方の発表内容詳細は割愛させていただきますが、いずれもユニークな
「挑戦(チャレンジ)」
だと感じました。
山極(やまぎわ)総長からは
「失敗してもよい」
「失敗したからといって、そこで終わりにせず、そこから何か得られないか、考え抜くこと」
というコメントがあったのが、印象的でした。
また、私の講演内容にも言及いただき
「自分だけしか知らないことに価値がある」
「いま、それについて自分しか知らないということの、楽しさを味わってほしい」
と仰っていました。
(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
Amazonのプログラムを利用して画像を引用することにしました。
松下幸之助氏へ宛てた手紙の中で
「大きなことを成し遂げるために必要な、
たった一人の人間の情熱」
について、触れられています。
(アマゾンプレミアム会員の方は、ビデオは無料で見られるようです)
● 「ペイシェント・キャピタル」の重要性
同日、京都大学イノベーションキャピタル(iCAP)の方にも、お会いすることが出来ました。
(上記イベントとは無関係ですが、私の中ではつながっています)
先日参加した、人工知能学会の金融情報関連の集まりでも
「ペイシェント・キャピタルが、市場を効率化する」
(市場の歪みを緩和する)
という話があり、
「長期投資ができる投資家」
の存在に注目しています。
iCAPは、投資期間が15年(5年延長もあり得る)とのことで、これまでにない
「長期投資」
のベンチャーファンドとして、個人的に非常に注目しています。
(総額160億)
発明塾設立のきっかけをいただいた投資ファンドも、20年の期間でした。
私が前職で投資を受けた頃は、5-8年の期間であったため
「5年でIPO」
が必須条件でした。
(5年で上場できなければ返せ、と公言する投資家が多かったことも印象的です)
iCAPの今後に、大いに期待したいと思います。
楠浦 拝
楠浦 拝
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