今週は、前回に引き続き
・ ブロックチェーン
技術を用いた発明の討議に取り組みました。
今回は、発明をある程度
「詰め」
た上で、先行技術(先行例)を調べ
「何が発明なのか」(何が新しいのか)
を議論しました。
「客観的に見て」
新しい着想がどこかを見極め、その部分に焦点が当たるように考え直すことが、発明を育てる上で、極めて重要であると、僕は考えています。
(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
Amazonのプログラムを利用して画像を引用することにしました。
クリステンセンが注目する
「無消費」。
何も行動が起きていない、ことが
「ニーズ」の証だとすると
「解決してみる」以外に確認法は無いことになります。
「だれもやったことないから、やってみる」人が
何かを得る理由の一つが、これなんでしょう。
これまでも度々そういうことがありましたが、今回取り扱っているブロックチェーン技術について、僕を含めたメンバーの多くは全くの素人です。
「発明をしながら、詳しくなる」
しかありません。
僕にとって、発明塾は
「知を交換するプラットフォーム」
だとも、考えています。
誰かがその発明を構成する要素に詳しければ、それ(交換)は、発明を通じ、容易に起きます。
もちろん、全員が、その場を通じ発明を創出しようと思っていれば、の話です。
また、面白いことに、
「だれ一人詳しくなくても」
それは起きます。
発明塾が普段使っているツールを通じ、
「見つけた人」
から
「分かる人」(分かりたい人)
へ情報がリアルタイムで移転され、しかも、そこで出てくる
「複数の解釈」
を互いに照合することで、
「確からしい解釈」
「確からしい理解」
が自動的に生まれます。
僕は常々、発明塾を
「専門家(権威)を不要にして、自律的に学びが起きる場」
として
「デザイン」
してきました。
今後も、より円滑に運営できるよう、ツールの開発を進めたいと考えています。
皆さん、アイデア・実装などについて、協力をお願いします。
楠浦 拝
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