皆さんのおかげで、発明塾式の発明提案書も、少しづつ進化しつつあります。
いつも言っていることですが、発明提案書は、
「思考を深めるためのツール」
です。
つまり、自分が「より深く考える」ための、道具なのです。
すでに体験しているように、発明提案書の各項目の順番が異なるだけで、思考の深まりは、大きく変わります。人間の思考は、「書き順」のような単純なルールに、極端に左右されるようです。
合理的な順番で、自分の考えを書き出すことが重要であり、それを支援するツールが「発明提案書」だと、僕は考えています。
様々な分野のプロが書いた
「企画書」は、とても参考になる。
「発明提案書」は「企画書」です!
この部分を開発するべき、
こういう知財を取るべき、
と「提案」するのですから。
「発明提案書のフォーマット次第で、よい発明が出るか/出ないかが、決まる」
既に僕の中では、数百件の発明創出を経て、「勝てる発明を出すためのフォーマット」が明確に決まっています。また最近は、ベテラン塾生さんから、なかなかツボを押さえた発明提案書が出てくるので、読むのが非常に楽しみです。
後半戦では、試行を深めるための発明提案書の書き方に、もっとこだわっていきましょう!
今回は、発明塾定番ネタの「課題‐解決」の話もしましたが、これはまた改めて。
念のため、過去リンクをいくつか貼っておきます。内容は少し古いですが、最新の話は塾で「みっちり」やってますので、補足として活用してね。
立命館大学「発明講義」第13回から~発明の価値は「課題」で決まる
課題設定の技法(結局これに尽きる)
塾長の部屋(45)~「課題をクリエイトする」~結局は皆同じ事を言う
では、引き続きよろしく。