2013年1月6日日曜日

塾長の部屋(32)~「目標の立て方」と「管理」

 さて。
 
 新年早々、恒例の作業の一つに「目標」を立てることがあります。塾生全員の目標が出揃ったところで、目標の立て方について復習をしておきましょう。

 僕の場合は、目標管理のツールは「フランクリン・プランナー」(注1)を使っています。別にこれに限らないと思いますが、個人的にはここ10年ほど愛用しています。今のところ、自分にとってこれを超えるツールが見当たらないので、しばらくは使う予定です。

 あとは「5年日記」(注2)です。毎日5行100文字程度の日記が、5年間つけられるようになっています。同一日付の出来事を最大5年分振りかえれる、のはなかなか重宝します。これも10年以上使っており、3冊目に突入しています。

 目標の立て方は、大きく分けて2段階になります。①結果目標(年間) ②プロセス目標(週ごと) です。例えば「①今年は4件の発明を特許出願する」「②そのために、毎週XX時間の発明時間を確保する(できれば毎日XX分行う)」のような形です。

 よく結果目標だけ立てる人がいますが、実践するための具体的な「時間」計画に落とし込まないと、多分達成できません。また「XXについて完璧に理解する」のような、測定不可能な目標も、最終目標としては避けたほうがいいでしょう。達成感が得られないからです。

 「プロセス目標」の最小単位は「週ごと」が良いでしょう。ほとんどすべての人は、一週間をひとつのサイクルとして生活していますので、ここに「時間」を組み込むのが、一番無理がありません。一週間のスケジュールを予め組んで繰り返すことにしても良いですし、毎週土曜日か日曜日に、次の一週間の「時間」計画を立てても良いでしょう(僕はこちらのパターン)。

 会社勤めの人は「1ヶ月」の目標を立てることが多いですが、僕はあまりおすすめしていません。1週間の積み重ねが、1ヶ月になる、という風に組む方が良いでしょう。1週間は必ず7日ですが、1ヶ月は日数も違いますし、生活リズムとも、かみ合っていません(注3)。

 さて、年末年始に「フランクリン・プランナー」を用いて「ミッション・ステートメント」の見直しも含めた、振り返りと目標の見直しを行ったのですが、偶然、手帳を使い始めたころの「一週間コンパス」(注4)が出てきたので、参考までに可能な範囲で転記しておきます。

 10年ぐらい前のものですので、30才頃、ちょうどコマツで新規事業開発をしていた頃のものです。当時、僕が置かれていた状況を如実に反映したものになっています。現在は全く異なることを書いていますので、過去のものと見比べることは、自分の今後を考える上で非常に参考になりました。

・役割「リーダー、コーチ」
 エゴを捨て、他に求めず、明るく、手本となり、他者を励まし、手助けをし、他者の能力を100%引き出す。

・役割「自立者」
 自立する。チャンス、努力、計画、準備と実行。

・役割「家族とパートナー、仲間」
 割愛。。。

・役割「エンジニア」
 IntelligenceとTechnology、情報分析と意思決定

・役割「読書家」
 古典、名著、スキルUP、文化と歴史、流行りを捨て、持たずに読む。

・役割「プロフェッショナル」
 顧客への誓約、プロとしての倫理とペルソナ、必要なスキルの洗い出しと修得

・役割「教育者」
 互いに教えあう仕組み、人つくりをキャリア後半の中心に

・役割「求道者」
 自己の内面に隔絶されたコアを持つ、自己との対話のツールとしての読書、思索の相手と場を持つ。

 自分が目指すところは何処か(Where, What)、それにたどり着くために毎週何をするか(What, How, When)、と落としこんでいけば、着実に成長します。

 皆さんもぜひ、今年の目標を達成するために、参考にして「毎週」の計画を立ててください。

 では!


※ 注1)「7つの習慣」S.R.Covy とセットのツールです。

※ 注2)いろんなメーカーから出ています、特にこだわりはありません。

※ 注3)1ヶ月毎に行うべきなのは、売上管理(もしくは家計管理)ぐらいでしょうか。

※ 注4)「フランクリン・プランナー」に付属の、一週間のおおまかな目標管理をするためのツール。結構重宝します。使い方はいろいろ有るようですが、僕は目指すべき方向を忘れないための、まさに「コンパス」として使っています。