「発明塾®」へようこそ!: 京都大学「ものつくり講義2019」学生さんのレポートを拝見して ~ 「SDGs」に取り組む

2020年1月3日金曜日

京都大学「ものつくり講義2019」学生さんのレポートを拝見して ~ 「SDGs」に取り組む

2020年が始まりました、本年も宜しくお願い致します。

さて、僕は年末年始も普段と変わらない生活をしておりました。ちょうど、2019年の「ものつくり講義」のレポートが届きましたので、いつも通り読みふけっていました。
(この出だしも、いつも通りです 笑)

いつも通り、簡単なご報告を。

講義の締めは、いつもと同じメッセージでしたが、レポートを見る限り、いつもより響いたようでした。これは、後述しますが、講義時にはわかりませんでした。




● 講義時の所感

一部内容は、以下で報告させていただきました。

note)「関わるすべての人を幸せに」する仕組みが「ビジネスモデル」
「京都大学ものつくり講義2019」ご報告 ~ 「挑戦」とは何か

例年通りかな、と感じていました。しかしながら、レポートを読むと

「例年とは、かなり違う」

ことがわかりました。レポートって大事ですね。

会って話したからといって、何がわかるわけでもない、というよい例でした。

終了後質問に来る学生さんも、例年より少ないぐらいでしたので、あまり関心がないのかなぁと思いました。

が、その予想は裏切られました。


● レポートの所感(全体的な印象)

まず第一に、2019年の学生さんの特徴として

こういう面白いアイデアを考えたんだけど、企画化できないでしょうか

というコメントを下さった方が、数名おられたこと、があります。

過去、10年ほどやってますが、1名しかおられなかったのですが、、、。

積極性というか、何なのか。

何かが違う、のは間違いなさそうです。

推薦図書を読みました

というコメントも、いつもより多かったですし、

楠浦が、本をかなり読んでいること

について、言及したレポートが目につきました。
(やっぱり、本を読まないとダメだな、とか、そういう感想も含め)

2019年の2回生から、何かが変わったんでしょうね。


「設計のナレッジマネジメント」「人を動かす」
いずれも、講義で紹介しました。
何名かの方が、読んだ、あるいは、読みたいとのことでした。


● レポートに記載されたアイデアについて(具体的内容は伏せる)

選んでいただいたエッジ情報、および、考えていただいたアイデアの中には、非常にオモロいモノが、たくさんありました。特に具体性は求めておりませんでしたが、かなり具体的に書いてくれた学生さんも、おられました。

頼もしい限りです。

今回のお題は、SDGs関連でした。




講義中に紹介したエッジ情報も、SDGsに紐づけ、分類して紹介しました。

過去は、

「医療」
「VR」
「農業」

のように、ある一つの産業分野や技術分野にしていましたが、今年は、その

「上位」

の概念として、SDGsの中から、取り組みたいことを選んで、課題を捜し、解決する方法を考えてもらう形式にしました。

もちろん

「エッジ情報」

を見つけてもらって、になります。

紹介したエッジ情報は、ほぼすべて、過去にメルマガで配信したものです。

分かりづらいものについては、一部、前置きとして、そして、楠浦の個人的見解として、説明を付けました。




過去、楠浦は細胞培養デバイスの新規事業立ち上げを、企画段階からどっぷりやっていますので、その時のエピソードも、少しお話しました。


● 「講義の感想」について

皆さんがレポートに記載されたものの中から、いくつか紹介しておきます。

元気と勢いがある人だった
→ それだけが取り柄かもしれませんしね(笑

父親が、楠浦さんのセミナーを聞いたことがある、と言っていた
→ 珍しいですが、こういう例は増えるんでしょうね。親子の会話のネタにしていただければ嬉しいです!

個性を活かす、に共感
→ 今年は、これが非常に多かったです。

自分が漠然と思っていたことを、言葉 にしてくれた人
→ これ、企業の方からよくいただく感想の一つです。

縁を大事にして、オモロい仕事をしようと思った
→ メッセージは伝わったようで、よかったです。オモロい仕事、しましょうね!

在宅が既に当たり前になっている、に驚いた
→ 世界中で、当たり前になりつつあります。弊社では、12年以上前から、当たり前にしてきました。

生き方は人それぞれ、目の前のことに一つひとつしっかり向きあえば、自然に道は開けると感じた
→ 僕のキャリアから、そういうことを感じ取ってくれたのであれば、よかったなぁと思います。まさに、目の前のことに一つひとつ、向き合ってきた結果、今があるからです。

こういうアイデアを企画にしたい、どうすればよいか
→ これ、個別にご連絡を差し上げています。


来年も、大変楽しみです。

アレンジいただいている先生方のご厚意に、大変感謝申し上げます。

まさに、

「ご縁」

です。

過去の京都大学での講義については、こちらでご報告差し上げております


楠浦 拝



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