2016年10月9日日曜日

特許情報を「最高のミステリー」に変える~読み解く「面白さ」を教材へ

既に「特許情報」の面白さは、なんどもBlogでは取り上げておりますし、塾生さん、OB/OGには耳タコな部分もあるでしょう。

訳あって、ここ数年の「受講者の方々のアンケート」などを見直す機会があり気付いたこと、また、海外の方からの反響などから感じたことも踏まえ、改めて、ここへまとめておきます。



● 「特許情報」を読むことの楽しさを、理解していただける「技術者」が、発明塾以外でも増えつつある

先日の投資部での会話でも、

「やっぱり、特許情報は効率がいいですね」

という話が度々出ていましたし、スタートアップ関連のイベントに出た塾生さんからも、

「知財に明るい人は、とても少ない」

という話もありました。

「希少性」

は、あらゆる競争優位の源泉ですので、あまり注目が集まらないうちに、しっかり「通じて」おいてもらえればと思います。


また、e発明塾の各講座、特に、

本質から学ぶ特許概論
強い特許の作り方

あたりの受講者の方々の感想やご質問を拝見する範囲では、

「特許情報を読み解くことの”面白さ”が分かった」
「特許情報から、相手の”意図を読む”ことの重要性が理解できた」

など、発明塾が最も重視する部分が、

「きちんと伝わる教材になっているな」

ということが、確認できるところまで来ました。


いずれの講座も、

「発明塾での、実際の発明創出」

作業の経験、実例にもとづき、作成されています。


Amazon.co.jpのサイトに移動します)
決算関係の書類も、「ミステリー」として「超一流」です。
特許と同じで、「伝えたいこと」「伝えたくないこと」があるからです。
投資部の皆さんは、しっかり「読み解ける」ようになってね。
発明、特に、「アイデアの目利き」ができるようになりますから。
「誰でも読める情報」から、超過収益が得られることは・・・



● 「特許情報読解」の本質は、公報を読むことではなく「意図を読む」こと

実は、前者の教材については、

「”本質”とは何事だ、けしからん」(???)

のようなコメントを頂いたこともありました。真意は不明ですが

「お前らに、特許の本質を語る資格はない」

というようなことではなかったかと、推測しています。


たしかに、我々は、

「特許の専門家」
「知財に関する、なんらかの資格を有している」

には該当しませんから、

「ド素人集団」
「門外漢の寄せ集め」

で、本質を語る資格はないとみなされても、ある意味、仕方ないのかもしれません。
(多くの”専門家”の方、”資格保有”者の方々が活躍されている業界ですから・・・”お邪魔”だったのかも?)


以前も紹介したように、6年間(7年目に入りました)

「ただひたすら、黙々と発明を創出し続けて」

きたこと、そのための議論を、毎週続け、情報と知見を蓄積してきたことにもとづいて、

「誰でもわかりやすく、すぐに役に立つ」

ツール/教材を提供し、それを自分たちで、積極的に用いて

「さらなる飛躍が、次々と生まれるような環境を準備する」

ことを目指してきました。


これは、何よりも

「実践」

を重視する、僕の哲学によるものです。

「創り、壊し、また創る」

の繰り返しで、

「良い製品が生まれる」

ことを、川崎重工・コマツ・・・などで経験してきたからです。


結果として、発明塾の考える

「特許権の本質」
「特許情報”読解”の本質」

に焦点を当てた、他にないツール/教材になったと自負しております。


幸いにも、海外の方から、この点は高く評価して頂けているようです。

「ブレなくてよかったな」

とも、思っています。


「特許公報を読むのではなく、意図を読んで欲しい」

これが、発明塾式の特許情報読解の本質です。



楠浦 拝